指定された箱のところで、
それぞれ飴を探す私たち。
「ぅぅ、ゴホッ、ゴホッ!」
飴と一緒に入っている粉が、
鼻に入ってしまってむせる私。
「ぅぅぅぅぅ、!!!!!」
でも、絶対めげない!!!!!
ゆっくんがいる、
高校初めての体育祭だもん!
〝姉〟としていいところを見せたいの!
〝姉〟が毎回ビリなんて、
ゆっくんに示しがつかないもん!
そう思いながら必死に飴を探して。
「っ!!!!!みじゅがっだ!!!!!」
見つかった飴を持ってゴールに走った頃には、
もうみんなゴールしてて。
やっぱり、
万年ビリの称号は回避出来なかったみたい。
(ご、ごめんね、ゆっくん..................)
心の中でそう謝りつつ、
次のパン食い競争はビリにならないように頑張ろうと私は心に決めた。



