急に青ざめだして、
血相を変えて逃げていくまさきち。



「ごっ、ごめんなさぁぁぁぁぁぁぁぁい!」



まるで、私の真似をしているような大きな声。



謝る理由なんてないのにどうしてだろう.........?



首を捻って、
まさきちが逃げてしまった理由を考えても全く分からない。



ただ、私は凄くショックなことだけは事実。



「むぅ、なんでよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」



機嫌悪くムスっとしてしまう私。



その横でゆっくんは..............................



「俺、あいつ嫌いだから、思いっきり睨んだ」



と、黒い笑みを浮かべている顔。



ぅ、完全に怒っている時の顔だっ!!



朝食を食べている時の機嫌とは大違い!!



そう、喜怒哀楽でいうなら、
今は、〝怒〟のゆっくんだ...........................