ゆっくんとオムライスを食べて、
テレビを見て、それから...............?



どうやって部屋まで辿り着いたか覚えていないけど、朝になっていた。



「こっ、これはぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」



2階のの自分の部屋から、
リビングに降りてきたところで、
目の前の光景を見て驚いている私。



「羽那が寝坊だから俺が作った」



サラリと言ってのけるゆっくん。



私の目の前には、
まるで、カフェに行ったら出てきそうなランチプレートのような朝食。



「ゆっ、ゆっくん!!!!!
つつつつつ、作れたのぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」



〝姉〟になって、4年。



ゆっくんが料理を出来ることを初めて知った。