「あ、父さん」



焦る私とは対照的に冷静なゆっくん。



こんなとこ、見られたのにっ。



「いやー、邪魔したかな?
もーちょい続ける?」



フランクに聞いて来たゆっくんのお父さん。



(っ、続けられるわけ、、、)



てか、私さ、



(きっと、追い出されるよね、この家、、、)



「あー、いや、今はいいよ。
あとで存分にイチャイチャするから」



ゆっくんのお父さんに負けず劣らず。



サラッと『イチャイチャ』と言葉に出すゆっくん。



これには私もビックリで。




「ゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆ!ゆっくん!」



驚きながら名前を呼ぶことしが出来ない。