「ん、ゆっく、」



俺が胸を触っていると、
唇を離して、声を漏らす羽那。



「ん?羽那?」

「もっと、強くてい、ゆっくん、感じたい、」



俺が加減して胸を触っていたことを気づいてるような羽那。



(もう、俺たちは止まらない、、、、、、)



羽那の言葉が合図になって。



俺も羽那も何も身につけていない状態。



最初は、えげつない味のチョコレート。



だけど、羽那がいることで甘くなるチョコレート。



俺と羽那は、
チョコレートを食べながら、朝が来るまで求めあった。



キスも、その先も何度もした。



だから、何度も絶頂に2人でなってた。



これは、俺と羽那の、
バレバレバレンタインデーよりも。



──────もっと甘いバレンタインデー。