首に手を回されていることで、
より、密着感が増してるし、
なにより、羽那の吐息が聞こえてクラクラする。



気づけば、俺は無意識に、
羽那の制服のリボンを取って、ボタンを全て外していた。



そして、来ていたシャツをも自然に脱がす。



そこに露わになったのは、
上半身にはリボンもブラウスも、
シャツも、ブラジャーも全部付けてない羽那。



自分で脱がせておいて俺はやべぇ。



もう、止められないところまで来ている。



そこからは、もう無我夢中だ。



場所とか関係ない。



俺がいて、目の前に羽那がいる。



それだけで、お互い求めるようにキスも。



そして、──────その先も。
俺たちは、文化祭の余韻異常に。



限界まで、時間が許す限り、
──────2人きりで愛し合った。



だって、羽那の全ては俺のものになったから。