羽那が俺を『好き』だと言ってくれた。



しかも羽那からキスまでしてくれた。



俺はそんな羽那が可愛くて、
周りはダンス中にも限らず、羽那の口をこじ開けて、舌を侵入させた。



そこまでで、俺は終わるつもりだった。



でも、羽那は.................................



「っ、ゆっくん、ちゅーしたい、」



俺に向かってそう言った。



後夜祭のダンス中にも関わらず、
俺は我慢出来なくて、羽那を連れ出した。



羽那を連れて来たのは、校舎内の奥にあるところ。



まぁ、──────誰もいない空き教室。



この空き教室は、ぶっちゃけ俺のための部屋。



瑞樹も一部屋持ってて、
俺にもって一部屋くれた部屋。



だからもちろん鍵付き。



瑞樹は、彼女とイチャイチャする時に使ってるらしー



まぁ、俺もそうだけど。