一向に離してくれる様子のないゆっくん。



.....................どうしてだろう。



普通ならダメなのに、
ゆっくんといることで、安心する私がいる。



いっそのこと、このまま、
1年生になって、ゆっくんのクラスにいたいって思うぐらい。



そのぐらい、安心してる。



あぁ、私ってばヤバいな..................



「羽那。羽那はどっちが良いと思う?」



自分のことで精一杯な私にゆっくんから声がかけられた。



「うぇ?ゆっくん?」



不思議に思いながらゆっくんが指差すところを見た。



そこに書かれていたのは、
カラフルなグラスが描かれた画用紙。



右はピンクで、左は水色。



中身はカラフルに彩られた..................



「.........これ、パフェ?」



予想でゆっくんに尋ねた。