夢中で、羽那に口づけていたら、
羽那は、急に意識を失った。



疲れたのか?
はたまた、好きにしていいのか?



俺は、
──────好きにしていいと取った。



試着室の中という、
バレそうでバレない密室。



メイド服のスカートの裾から手を滑り込ませた俺。



そのまま、柔らかい羽那の太ももに触れる。



その柔らかさは、
他のどの女よりも格別で。



ずっと触っていたくなるぐらい柔らかい。




この子が、世の中に存在しているのが奇跡ってぐらい、柔らかい。



つまり、極上の柔らかさ。



この、訪れたチャンスを無駄にしないように、
俺ももっと、攻めようと思った時間だった。