ぅ、やばい、怒らせちゃった.........?



そう不安になったのに、ゆっくんってば。



「羽那、まだ寝よ、」



そう言って、
私の腰あたりに抱きついて来るゆっくん。



「うひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」



ゆっくんの行動のあまり驚きの声を出す私。



対してゆっくんは、凄く冷静。



「羽那、なに、俺たち、恋人じゃねぇの?」

「へっ?そう、なの??」

「え、逆にちげぇの?」



大声だし、驚きばかりの私と、
冷静かつ、変なことを言ってるゆっくん。



「分かんないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」



確かに、昨日は流れるまま目を瞑ってたけど。



ゆっくんとの関係。



それは、曖昧な関係だと思う。