---------ヒュルルル......



-------------パーンッ!



----------------ヒュルルル…バーーン!



何度も何度も、
満点の星空に浮かんでは描かれる花火。



花火を見るために、夜空を向いている私とゆっくん。



私の左手とゆっくんの右手はしっかりと握られている。



──────ギュッとしていたあと、
ゆっくんは、花火を見るってなっても、
『手、繋がね?』って言ってくれて。



そのまま、握ってる状況。



花火を見ながらときどき見るゆっくんの顔。



花火に照らされれて、
いつもより映えてる感じのゆっくん。



(あぁ、ゆっくんってカッコ良かったっけ?)



そこまで思ったところで。