ヴァンパイアは自分の親友である妹を離さない

「音が大きいですね」


「コインゲームやらほかにも色んなものがあるからな。そういうもんだ」


「慣れれば平気なんでしょうね。
夜桜先輩、あれ、あれやりたいです!」


「プリ、クラ?」


「クラスメートの女の子たちがやってるって話を聞きまして。でも、私はしたことなくて」


「写真ならスマホのカメラでも…って、せっかくゲーセンまで来たんだから2人で撮るか」


「はい!」


てっきり夜桜先輩は嫌がると思ってたけど…。


ゲーセンに来て、プリクラ撮るとか恋人みたいだなぁ。


「撮れましたけど、やっぱり最近のプリクラって加工?っていうのがすごいですね」


「俺にはいつも通りの紫音がうつってるように見えるが?」


「えぇ〜、私こんなに可愛くないですよ」


「可愛いぞ」


「っ……!?」


キスしそうなくらい近い距離。


「ここで唇の1つでも塞ぎたいくらいだが、人が多いからやめておく」


「よ、よかったです」


「人気のないところなら、するって意味だからな。覚悟してろよ」


「もう…夜桜先輩イジワルです!」


初プリクラを夜桜先輩と撮っちゃった。

大事にしよう。