君という鍵を得て、世界はふたたび色づきはじめる〜冷淡なエリート教授は契約妻への熱愛を抑えられない〜

もちろん、入学試験は受けていないので正規の学生としてではなく、働きながら学びたい社会人向けに設けられた特別コースの修学生としてだ。
年度途中の募集はやっていなかったけれど、そこは聡一朗さんがどうにか取り成してくれた。

正規の入学は今年一年受験勉強を頑張って、入学試験をパスして果たしたいと思っている。

特別コースと言っても正規の学生と同じ講義を受けられることも多く、専用のゼミにも参加できる。

なにより、図書館が利用可能なのだ!

これで気兼ねなく大学の貴重な書籍に触れることができる。
本当に聡一朗さんには感謝してもしきれない。

通学すると、まずカリキュラムと履修方法の説明を事務員さんから受けた。