君という鍵を得て、世界はふたたび色づきはじめる〜冷淡なエリート教授は契約妻への熱愛を抑えられない〜




「よし、こんなんでいいかな……」

洗面台でヘアスタイルを最終チェック。

広い脱衣場には全身が映る大きな鏡も備え付けられていて便利だ。

くるりと一回転して、身だしなみも再チェック。
とはいっても、着ているのはいつもの安物のスカートとカットソー。

けど、今日から夢の女子大生生活を送るとなれば、できる限りのお洒落はしていかなくては。
ましてやあの華やかな女学生が目立つ大正学院大学に通うのなら、なおさらだ。

聡一朗さんの援助で、私は今日から大正学院大学に通うことになっていた。