狼達の甘い罠

ダカダカダカダカダカダカ

椿「お、お母様!間に合いましたよね!?」

涼花「あと3秒ってとこだったわよ。間に合わなかったらどうなってたでしょうね、、?フフッ」

こ、こわすぎる、、、

椿「そそそれよりお母さん!話って??」

私は朝ごはんを口にかきこみながらいう。

涼花「あ、そうそう♪椿には転校してもらうから♪」

椿「は、はああああああああ!?!?」

あ、制服着替えないでって言ったのもこれでか、、、

ん?も、もしかするとだけど、、

椿「ち、ちなみにがっこうはいつから、、」

涼花「今日からよ♪」

のぉぉぉぉ、、!

ってか学校のみんなに何も言えずに転校すんのかよぉぉ!?悲しいよォ、、

涼花「あ、前の学校の子たちには事前に言っといたから大丈夫よ〜♪」

はぁ、、!?ったく、準備が良すぎる、、

涼花「ちなみに椿の転校先は桜高校ね!」

椿「え、あの不良校にぃぃ!?ヤダヤダ」

涼花「なにいってんのよ。あんたも立派な不良じゃないの。」

ウグッそ、それを言われてしまったら、、

椿「分かりました、行きます、、」

涼花「うん、そういうと思ってそこに制服置いといたわよ〜」


またまた準備がいいこと、、

渡された制服は白いセーターと赤いリボン、
そして紺色の膝下スカート。
まあ、いってしまえば地味女の格好。

椿「こ、これを着るのおぉ、、?」


だっっさ。

まぁしゃあない。スカートは折ればいいし。

口答えしたらお母さんに56されるからね。

ガチャ

椿「着替えたよーん」

涼花「うん、おっけーね。じゃあ行くよ!車
乗ってー。」

椿「はーい。ってかなんでいきなり転校?」

私は車の中でお母さんに聞いてみた。


涼花「そりゃああんたが校長殴ったからでしょ?」

椿「うっ、、」

実はついこの前。

私が授業をサボったことに怒った校長がウザくて、頭殴っちゃったの。

そしたらそいつ一撃でのびちゃって。

弱すぎない?(椿が強すぎるだけです)

で、見事に退学っと☆

涼花「ほら、着いたわよ」

あ、あれ?

思ってたのと違った。

もっとボロボロで窓ガラス飛び散り、、みたいなのかと思ったら。

外装はお城みたいに真っ白で、お花も植えてあった。

涼花「じゃあまず理事長室行ってきてね。理 事長は2階の左奥にあるから。あ、それとここ寮生活だから荷物は送ってあるわよ〜じゃあね〜」


、、、、、

なんか今とんでもないこと言われた気がする。