付き合っていないはずなのに、カップ

ルみたいになっている。でも、嫌な感

じはしない。やっぱり、私はウォルの

ことが好きなんだ。

 そんなこんなで結局、私達は一緒に

住むことになった。荷物は、しっかり

捨てるものは捨てた。部屋の掃除もし

て、ちょっぴり寂しいけど私が選んだ

ことだから後悔はない。ウォルの家