そうそうたる顔ぶれに、穴があったら入りたいキモチで一杯だった。


 今までの、見られてたんだよね…?


そう思ったら恥ずかしすぎて顔が爆発しそうだ。



 でも、少しだけ…ほっとしたっていうのは、太一さんに内緒にしておこう。


 怜さんの首に腕をかけている姿を見て、あたしは申し訳ない気持ちをそっとしまった。







 そんな、いつもと違う太一さんに…



あたしはなんにも気づいていなかったんだ。





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