入り口にたつ人物をみて、オレはため息をついた。
「ったく、なんの真似だよ」
喉をならして入ってきたのは怜。
「なにって、未来ちゃん」
今にも倒れこんで床でも叩きそうなほど笑う怜を睨み付ける。
オレはバッシュの底裏をキュキュっと音をならしながら捻りつけた。
「未来ちゃんのことになると、本当にムキになるよな」
目尻をぬぐう怜。
「どいつもこいつもチビ助のことばかりだな」
舌打ちをするように呟く。
さっきのサトの言葉を思い出して、またなんとも言えない悩みを思い出した。
怜は先生のいないデスクにしまわれた椅子を引っ張り出し、そこにどかっと腰をかけた。
足をぷらぷらさせるジャージ姿の怜は、子供のように見えた。
「で、実際どーなわけ?」
くるくると椅子ごとまわる怜。
オレが起き上がってもまだ出ようとしない。
「どうって…」
思わず視線をそらせた。
今、一番聞いてほしくないことだ。
なによりオレ自身がわかってないんだから。
ベッドの柵に体重を預けると、ギィと軋む音が静かな保健室に響いた。
「好きなの?嫌いなの?」
「ったく、なんの真似だよ」
喉をならして入ってきたのは怜。
「なにって、未来ちゃん」
今にも倒れこんで床でも叩きそうなほど笑う怜を睨み付ける。
オレはバッシュの底裏をキュキュっと音をならしながら捻りつけた。
「未来ちゃんのことになると、本当にムキになるよな」
目尻をぬぐう怜。
「どいつもこいつもチビ助のことばかりだな」
舌打ちをするように呟く。
さっきのサトの言葉を思い出して、またなんとも言えない悩みを思い出した。
怜は先生のいないデスクにしまわれた椅子を引っ張り出し、そこにどかっと腰をかけた。
足をぷらぷらさせるジャージ姿の怜は、子供のように見えた。
「で、実際どーなわけ?」
くるくると椅子ごとまわる怜。
オレが起き上がってもまだ出ようとしない。
「どうって…」
思わず視線をそらせた。
今、一番聞いてほしくないことだ。
なによりオレ自身がわかってないんだから。
ベッドの柵に体重を預けると、ギィと軋む音が静かな保健室に響いた。
「好きなの?嫌いなの?」


