私 ホームヘルパーです。

 ほんとに落ちてきたなあ。 それでも第一党を気取るのね?
参議院はそうでも衆議院はそうもいかないんじゃなくて? 不信任を出されたら終わりじゃない。
自民党からも造反するやつが出るぞ。 宮沢内閣みたいにね。
 ほんとにさあ、くそ暑い時に問題ばかり起こすんじゃないわよ。 うざいきもい味気ない。
腐った生卵みたいな顔を見てるだけで嫌になるんだからさっさと辞めてよね。 議員を辞めても反対しないわよ。
 あなたは下っ端で良かったの。 秘書で十分だったのよ。
それが生意気にも総理大臣にまでなっちゃって、、、。 生みの親はさぞかし嘆いてるだろうなあ。
 総裁に推した皆様 息してらっしゃるかしら? しなくてもいいわよ。
自分の恥は党の恥、党の恥は国民の恥。 ですものねえ。

 さてさて買い物を済ませて帰ってきました。 狸はまだまだ寝てますなあ。
中途半端に起こすと厄介だから寝かせておきましょうか。 さあさあ焼くぞーーーー。
 「ってかさあ、野菜も切らないと、、、。」 「そうだった。」
「お母さん 最近甘えて無いから寂しいのかな?」 「は? 何でよ?」
「だってさあ、私ともやってないでしょう?」 「うーーーん、そうねえ、、、。 って何を言わせるのよ?」
「引っかかった。」 「まったくもう、、、。」
 野菜を切りながら百合子のお尻を見詰めてますと、、、。 「食べたくなったでしょう?」
「うん。ってあのねえ、、、。」 「お母さん 素直なんだなあ。」
「感心してどうするのよ?」 「ごめんごめん。」
 女同士だからいいけどさあ、信二が居なくて良かったわ。 「居るけど、、、。」
「ギャーーーーーーーーー、居た。」 「驚き過ぎだよ。」
「あんたが居るほうが驚くわ。」 「休みなんだもん。」
「え? バイトじゃないの?」 「行ってみたら店が休みだったんだ。」
「あらまあ可哀そうに。」 「それで今夜は何なの?」
「焼肉よ。 焼肉。」 「お母さんの?」
「うん。 って何を言わせるのよ? どいつもこいつも。」 混乱する私を見詰めて二人が大笑いしてます。
いいんだもん いいんだもん。 笑われたっていいんだもん。 私はあなたたちのお母さんなんだから。
 肉を焼くまでにはまだまだ時間が有りますねえ。 部屋でゆっくりしようかな。
と思ったら二人が部屋に入ってきた。 「いいよねえ?」
「何がいいの?」 振り向いたところを二人に押し倒された私はそのまま食べられてしまいましたわ。
人生 終わっちゃったかも?

 でもさあ終わっちゃったのは私じゃなくて大帝さんでしたね。 オホホ。
ざま見ろってんだ。 これまでさんざんにやらかしてきたあんんたに天罰が下るのよ。
ついでにこんな自民党も終わらせましょうね。 あんなくだらない内閣何か見たくないから。
 ほんとにさあ最初から締まりが無かったのよね。 ブヨブヨの腐った豆腐みたいな連中ばかりで。
で、何かやったの? 暫定税率と消費税を守っただけじゃない。
米対策もグダグダだったし適当なことばかり言うアホばかりだったし、これじゃあ嫌われるわよね。 100年前の刺身を居酒屋で出されたみたい。
ほんとにさあ「人材が集まっている政党なんです。」って言うんならその証拠を見せてよ。 嘘吐きで日和見で優柔不断でメンツにこだわる人間だけじゃない。
 そもそもね103万円の壁を撤廃しなかったところから惨敗撃破されてたのよ。 気付かなかったでしょう?
120万なんてちっこい案を出してきて逃げた瞬間に勝負は付いてたの。 その時点で首相は辞職すべきだったのよ。
「我が内閣では国民の総意を汲み取るだけの技量も受け皿も有りませんから辞めます。」ってね。 そしたらここまで混乱しなかったわよ。
先を見る目がいかに大事か、よく分かるわよねえ。
お前はどうなんだって? 一寸先は闇よ。
え? 一瞬先は闇?
確かにそうかもしれないなあ。 狸と出会ったのも一瞬だったしねえ。
この人生 やり直したいわ。 ねえ、王子様。

 美和子さんの突撃文句タイムーーーーーー。 っていきなり何よ?
あのさあ、何年か前に車を運転する小学生がニュースになったわよねえ? 今度はバイク?
いい加減にしろっての。 親は何をしてるのよ?
 村道を走ってきて車庫に入ろうとしたら壁にぶつかったって? ケガもしてるわよね?
そもそもさあ、何で鍵を子供が使ってるの? 夏休みだから冒険しようって思ったのかな?
甘過ぎるわよ。 親は何をしてるの?
 自転車ならいいけどバイクだよ。 死んだら終わりじゃない。
これで親の免許も使えなくなりそうね。 勝手に使われた上に事故られたんだし、、、。
可哀そうかもしれないけど免許は剥奪しなさい。 教育できないやつにバイクに乗る資格なんて無いわ。
 それにしてもさあ、女って何でこうも体を見せたがるのかね? ほんとに歩く麻薬だわ。
自分がやられたらハチャメチャに騒ぐくせにこうやって麻薬をばら撒くのよね。 下品だわ。
いくら太腿がきれいでも中身が4流だったらそれまでなのよ。 まあ芸能界だったら周りは5流だからやっていけるんだろうけど、、、。
「姿は夜叉の如し。」って言われるけどほんとに何をしでかすか分からない獣が増えたなあ。 飢えてるのねえ 皆さん。
お前はどうだって? 元来、見てもらいたいとは思いませんから。
ビキニなんて着たいとも思わないしね。
 そうそう、ビキニってガリが着ても絵にならないのよ。 ある程度ふっくらしてないとね。
船底お腹じゃあビキニなんか着れないわよ。 ねえ、希美さん?

 さてさて肉を焼こうかな。 うーーーーん、いい匂いーーーー。
百合子も今夜はご機嫌。 え? 斜めなの?
「だってお母さんさあ、私の相手をしてくれないじゃない。」だって。 してるわよ ちゃんと。
「ほんとかなあ?」 「何よ、その目は?」
「だってお母さん 可愛がってくれないもん。」 「可愛がってるじゃない。」
 でもでもでも、百合子はいきなり頬っぺたにキスをしてきましたわーーーーー。 痺れちゃうーーーーー。
何て親子なのよ? よそ様には見せられないわねえ。
「いいじゃない。 見せなくたって。」 「そりゃそうだけどさあ、、、。」
「今夜は可愛がってよね。」 耳元で言うものだからくすぐったいのなんの、、、。
 信二君は冷めた目で見ながら肉を食べてます。 大人だなあ。
 ああ百合子と二人で暮らしてもいいかな? って何を考えてるんだろう 私。
焼いたナスを食べながら百合子をまじまじと見詰めてしまうのです。 女になったなあ。
 「お母さん 何見てんだよ?」 「え? いやいや何でも、、、。」
「また百合子とエッチーーーーーーなことをしようと思ってたでしょ?」 「ないない。 ないってば。」
「目が泳いでる。 やる気だな?」 「ないってば。」
 信二君はニヤニヤしながら私と百合子を交互に見やるのです。 ああ嫌らしい。
私たちが食べ終わった頃、ようやく不貞腐れたように狸が起きてきました。 「食べてたのか。」
「もう終わったからのーーーーんびり食べてね。」 「冷たいなあ お母さん。」
「いいのよ。 のんびりしたいんだから。 ねえ、お父さん。」 でもなんか居場所が無さそうな顔、、、。
 私はとにかくお風呂を沸かしに行きましたわ。 動かないと寝ちゃうからねえ。
考えてみりゃ悪い奥さんよねえ。 あはは。