私 ホームヘルパーです。

 一度叱られて引っ込むような人間ならどの会社でも役には立たないわ。 せいぜいロマンス詐欺でもやって刑務所と仲良くしてなさい。
人間ってさあ鍛えられて初めて一人前になるのよ。 鍛えもしないで一人前になろうったって甘過ぎるわ。
 特に今は技術職が少なくなってきてるのよね? 情けない国だわ。
こんなモヤシばかりの国でどうするのよ? 中国だって狙ってるっていうのに、、、。
お花畑は要らないから自分に厳しい人間を育てなさいよ。 学校も親もだらしなさ過ぎ。
 何でこんな情けない国になったんだろうねえ? 馬鹿みたい。
どうかしたら包丁を持ち歩いてたっていうやつは居るし、「誰でもいいから殺したかった。」って吐き捨てるやつは居るし、、、。
あんたらみたいなやつに生易しい国じゃないのよ 日本は。

 え? 「財源が無いから減税はしません?」 あのさあ財源なんてどうにでもなるじゃない。
官房機密費だって溢れてるわけだし、独法も予算を削れば簡単に持ってこれるじゃない。 だいたい無駄な物ばかりなんだから。
 特別会計を半分減らしただけで減税分は十分に埋め合わせできるわよ。 そもそもさあ薄い氷の上を歩いている政権なんだから言うことには気を付けなさいよね。
外為の特別会計だってうんざりするほど金が溜ってるじゃない。 出し惜しみするんじゃないわよ。
財政健全化だとかプライマリーバランスがどうだとか至急近々の課題じゃないでしょう? 今は有事なの。
ドーンと出せる物を出してヒートアップしてる高騰熱を下げる時なの。 あんたら庶民の敵だわ。
モリモリがやらかしたらセクシー君のポイントがぜーーーーーーーーんぶ吹き飛ぶことにもなりかねないのよ。 おじいさんたち。
後輩のことを考えて喋りなさいよね。 自分だけの物じゃないんだから。
 って言いながら何件も回ってきました。 噴出している間も仕事に走り回っているのです。
公子さんたちは公子さんたちで動き回っているようですねえ。 いつの間にか土曜日になっちゃったわよ。
 狸はおばあちゃんにしこたまお説教をされて昨日しょんぼりと帰ってきました。 今日からまた小遣いさんをするんだって。
給料はそれなりに出してくれてるんだから文句を言わずに頑張ってね お父さん。 取り合えず持ち上げとこう。
ほんとに大変な我が家だこと。 息を吐く暇も無いわねえ。
 さてさて土曜日の仕事も終わりまして、買い物もそこそこに家に帰ってきましたですよ。
「お父さん しょんぼりしてたねえ。」 「いいのよ。 親には逆らえないんだから。」
「お母さんのお母さんって元気なの?」 「ング、、、。」
「なあに?」 「あんたが幼稚園の頃に死んじゃったわよ。」
「そうか。 何か覚えてる。 お坊さんが来てたよね。」 「そうだよ。 まだまだ若かったのに、、、。」
「何で死んじゃったの?」 「交通事故よ。 バスに跳ねられたんだって。」
「そっか。 バスじゃあ勝てないもんね。」 (どういう発想なのよ? スーパーマンじゃないんだぞ。)
 「お父さんは?」 「今、老人ホームに入ってるわよ。」
「そうだったね。 正月に会いに行ったもんね。」 百合子は缶コーヒーを飲みながら散らばっているチラシを取り上げた。
 「へえ、明日さあお寿司屋さんで時間限定の食べ放題をやるんだって。」 「おいおい、ちょっと待て。 お寿司で食べ放題は無いわよ。」
「有るよ。 ほら、、、。」 百合子が見せたのは、、、。
 「なあんだ。 スーパーのお寿司屋さんの期限付き売り尽くしじゃない。 焦ったわ。」 「違うってば。 よく見てよ。」
そう言われて下まで読み込んでみますと、、、。 スーパーに出してるお寿司屋さんの本店での食べ放題だった。
 しかも中トロの握りが500円。 「ほんまかいな?」
「明日だけって書いてあるからそうじゃないの?」 「だねえ。 チラシを持ってきた人に限定するって。」
 何だかお寿司の話で盛り上がっております。 狸が居ない時間だから3人で行くことにしましょうかね。
うーーーん、意地悪。 でもいいか。
 「ところで今夜は何を食べるの?」 「そうだねえ。 にゅう麺でも作ろうかな。」
「え? 新しい麺なの?」 「アホか。 にゅう麺だよ。」
「分かんない。」 「まあ作るから待ってなさい。」
 私はエプロンを着けて台所に立ちます。 (明日は日曜日化、、、。)
そう思った瞬間、高山さんのあの体を思い出してしまった輪。 また萌えそう。
 「夏以降に数万円規模で給付金を考えております。」 いやらしいおっさんたちだこと。
金をばら撒けば庶民が喜ぶと思ってるのね? そんな励まし業は要らないわ。
 数万円規模で給付金をばら撒くのなら消費税を半割にすることも出来るわよねえ? 増収分を充てるんでしょう?
だったら「消費税は国が払います。」って言いなさいよ。 意気地なし。
 森森君は要らないからさっさと動きなさい。 選挙後じゃあ遅過ぎるのよ。
勝った暁には消費税をガッポリ減らしなさいよね。 それくらいやらないと与党とは言えないわよ。
 不法滞在者問題だってやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっとこさ動き出したのよね?
動いたから誉めてあげるけど何でもかんでも遅過ぎ。 増税は矢のように速いのにねえ。
 ついでにさあ憲法を改正して国会を年中無休の常設国会にしなさいよ。 そして政府と与党を完全に切り離すことね。
意見交換くらいはいいわよ。 でもね「与党を通さない政策実行は認められない。」なんて呪縛霊みたいな年寄りに言わせないの。
あんたの意見を聞いてたら100万年掛かってもなーーーーーーーーーーんにも出来ないじゃない。 用済みはさっさと追放しなさいよ。
 いつだったかなあ、まともに呂律が回らないのにバッヂを付けたがるじいさんが居たわよねえ。 あれほど見苦しい物も無いわ。
きちんと立案も出来ないようじゃお荷物になるだけじゃない。 自民党にも考えてほしいわね。
 それを思うと小泉パパはやり手だったのかねえ? 宮沢さんにも引導渡しをしたでしょ? スパっと切る物は切らないとダメなのよ。
ねえ、大帝さん。

 社会保険未納外国人も追放する手立てが整いそうだし、闇バイトも少しずつ潰せそうだしいい方向に向いてきたわね。
ついでにロマンス詐欺も引っかかった振りをして撲滅してくれないかなあ? 多過ぎるのよ ニュースが。
 だいたいなあ、ネットで惚れたの腫れたのって言われても誰が誰なんだか分からないじゃないよ。 顔写真だって本物かどうか分からないのに、、、。
遊びを知らない人ほどこんなのに引っかかるのよ。 相手は男なんだぞ。
分かってるか? そこの鼻の下を揺らしてるおっさんたち。
 真面目ぶってる人が一番危ないの。 遊んでるやつのほうが意外と引っかからないのよね。
占拠だって同じこと。 相手は演説の時しか私たちの前には現れないの。
裏では何を考えてるのか分からない人たちよ。 頼まれたからとか良さそうだからとか簡単に判断しないほうがいいわよ。
与党だってろくでもない人間は居るんだから。
 さてと、夕食も済んだからお風呂に、、、。 「うわ!」
「なあに? お母さん。」 「あんたが居たんかーーーーーーーい。」
「驚き過ぎだってば。」 「驚くわよ。 電気を点けたらあんたが居るんだもん。」
「エヘヘ。 脅かそうと思って。」 「趣味悪いなあ。」
「今夜も一緒に入ろうねえ。 お母さん。」 百合子はそう言うと浴室へ入っていきました。
嫌ーーーーーーーーーな予感がするけどなあ。 まあいいか。
 と思いつつ、浴室に入ると「お母さんの体 洗ってあげる。」って百合子がタオルを持ちました。
その後はご想像にお任せしますわ。 そして夜が更けていったのでありました。