「あーらよっと出来たわよ。」 「お母さん cm見過ぎじゃないの?」
「いいからいいから気にしないで。」 「変なの。」
百合子と二人でカレーを食べながらテレビを見てます。 ゴールデンタイムだというのにちっとも面白くないわねえ。
タレントとかいう人たちがバカ騒ぎしてるだけじゃない。 あんなんでよくもまあ視聴率を取れるわよねえ。
まださあ『天才バカボン』のほうが良かったんじゃないの? ストーリーはバカバカしいけどさあ。
『ドラえもん』だって一応は最終回が有ったのよね。 知ってる?
YouTubeで見たんだけどさあドラえもんが壊れて動かなくなるの。 そこにドラミちゃんが出てきて、、、、。
「お兄ちゃんは電池が切れて動かないの。 直してもいいけど直ったらのび太さんのこと分からなくなってるのよ。 それでもいいの?」って言うんだよね。 シビア過ぎないか?
ところがところが「日本中の子供たちに夢を与えてきたアニメが終わるのは良くない。」って判断されて今もずーーーーーーっと続いてるのよ。
『サザエさん』だって『ちびまる子ちゃん』だってそうよね。 声優さんは代わってもまだまだ続いてる。
『名探偵コナン』もそうだよなあ。 『ワンピース』だって。
もしも『銀河鉄道999』が今も続いていたらどうなんだろう? 『ドラゴンボール』みたいになってるのかなあ?
あれだって第一期は面白くて見てたわよ。 ブルマも可愛いしねえ。
筋斗雲に乗れない亀仙人なんか笑い過ぎて壊れそうだったわよ。
でも第二期から武闘改編になったでしょう? 武闘は苦手だから見なかったのよ。
それを思えば『こちら亀有公園前派出署』なんてねえ、、、。
あれははっきり言ってジョークを越えたギャグ。 目が点だった。
黙ったままで食事を済ませて私はお風呂を沸かしましょうか。 「沸いたら呼ぶからね。」
「分かった。 一緒に入ってよ。」 「う、うん。」
(こいつまだ足りんのか?) そう思った私は秘かに身構えるのでした。
ああ、私は何なんだろう? ブルーな気持ちになるのは何故?
狸もまだまだ帰ってこないし息子君も遊びに行ったまま。 このまま百合子とラブラブしてようかな。
と、そこへ電話が、、、。 「誰だろう?」
「ああ、武井さん? 明日さあ、亀山さんの所に代わりに行ってやってくれない?」 公子さんじゃないかい。
「亀山さん? ああ、あのおじいちゃんですね?」 「そうなの。 私が用事で行けなくなったからお願いしたいのよ。」
「了解了解。 分かりました。」 受話器を置いてメモ帳を見ると、、、。
あれあれ? 予定した時間には友田さんが入ってる。
ということは、、、? あれやこれや予定をひっくり返しながら考えた。
(そっか。 11時半に亀山さんを入れればいいわけね。) 本当にヘルパーは忙しいのねえ。
最近は公子さんも別の新人さんの相手をしてるし鈴子さんも忙しそうだし、、、。 それでこっちは平和なのよ。
時々澄江さんとあれこれ話すけどさあ、この事業所も大変だったのねえ。 分かる気がする。
あの二人が居たんじゃそうなるわよ。 「さあてお風呂に入りますか。」
脱衣所に入ると百合子が来てまして、、、、。 「一緒に入ろうね。」って私を見てます。
「緊張するなあ。」 「何で?」
「そんなに見られたら誰だって緊張するわよ。」 「そうなの? 私さあ、クラスの男の子に裸を見られちゃったの。」
「あんたがかい?」 「めっちゃ緊張しちゃった。」
「そうだろうけど何でそうなったのよ?」
「今日さあ、内科の検診が有ったのよ。 それで、、、。」 「そっか。 でもあんた、気を付けなさいよ。 狸みたいなのも居るんだからね。」
「そうよねえ。 でもお母さんが居れば大丈夫。」 「何だそれ?」
最近、俄かに注目を集めているのが女性たちのセクシーショットよね? 私も女だから言わせてもらうわ。
「てめえら、いい加減にしろ! 何をそんなに見せたがるのさ? 見せたいんだったら黙ってアダルト映画にでも出てなさい。 みっともないわよ。」
サイズ小さめのユニホームでくっきりはっきりのボディーを見せてらっしゃるトレーナーさんもいらっしゃるようですわねえ? 舐めんじゃねえよ。
体を女の売り物にしないの。 それだから弄ばれるのよ 分かってないわねえ。
そういえば高山さんもこんなことを言ってたな。
「歯医者に行った時さ、びっくりしたんだよ。」 「何課有ったの?」
「そこの先生は女の人でね、行くと「あら、いらっしゃい!」ってスナックのホステスみたいに挨拶するんだよ。」 「へえ、、、。」
「そしてさあ、上の歯を治療する時なんてベッドを倒してやるから頭の上から覗くわけやんか。」 「うんうん。」
「その時さあ、めーーーーっちゃ緊張するんだよなあ。」 「何で?」
「だっておでこに谷間が食い込んでくるもん。」 「高山さん 喜んでるんじゃないの?」
「歯を削られてる時に喜んでなんかいられないって。」 「それもそうだけどさ、、、。」
「その先生は楽しそうに治療してるんだよね。」 「本当はどうだろうなあ?」
とにかくね、セクシーとか色っぽいとかいうのは見せるもんじゃないと私は思うのよ。 体形がそうだからって見せ付けることは無いと思うの。
それこそ女の品格を疑われるわよ。 トレーニング中に男の顔の上を跨ぐ必要が有って?
どうしてもやりたいんだったらそういう店に行きなさいよ。 男性の皆さんなら喜んでくれるわよ きっと。
ほんとにね、きれいとかスタイルがいいとかいうのを勘違いしてるのよね。 そんなのは見せなくてもいいの。
いやらしいおじさんに餌をあげなくてもいいからちゃんと仕事をしてくださいな。
ボディーラインくっきりのスーツで歩かなくてもいいの。 変にお尻を振り振りするのもngね。
そこのあなた。 分かってらっしゃるかしら?
そういえば数十年前にはノーパン喫茶なんて流行ったわよねえ? あれだってどうかしてるわよ。
80年代からしばらくは信じられないような店が流行ってたわよねえ。 食堂で働いてる女の子がお辞儀をしたら下着が丸見えだったりとかして。
何であっちの方に行っちゃったんだろうなあ? でもノーパン喫茶はさすがに長くは続かなかったわよね。
私も時々は夜の街を歩くわよ。 そしたらさあ客引きがけっこう居るのよね。
若い男の子たちを見付けると「60分触りたい放題だよ。 遊びに来ないか?」なんて言って引っ張ってたっけ。
20代の子たちならそりゃあ喜んで付いて行ったわ。 後でどうなったかは知らないけど。
え? あんたもそんなことをやってみろって?
無理無理。 私の性格じゃあやっていけないわよ。
そりゃね、最近は中年のおばさんとか主夫でもデリで仕事をしてる人たちも居るけどさあ、私には絶対に合わないわ。
え? 「息子君ともいいことをしてるのに?」だって。 それを言われたらちょっとね、、、。
さてさてお風呂から上がるとですねえ、、、。 何課声が聞こえるわ。
玄関に行ってみると、、、。 「鍵忘れたから開けてくれーーーー!」だって。
ドジな息子君が帰ってきましたわ。 「助かった。 やっと入れた。」
「何でよ?」 「だってさあ、百合子たちが居るのにお風呂から入れないでしょう?」
「そりゃそうだけどさあ、言えばいいじゃない。」 「だって電話してたんだもん。」
「食事は?」 「食べてきたからいいよ。」
「じゃあお休みね。」 「お休み。」
息子君が帰ってきて残るはあの狸だけ。 心配なんだけど、、、。
と思ったら狸が帰ってきたのは夜更けの3時ごろでしたわ。 こちらは鍵を持って出てたのね。
食堂で一人寂しく食べてる音が聞こえてきますわ。 行ってあげたいけど眠いからまた今度ね。
翌日は朝からまたまた戦争です。 四人分の食事を拵えて食べたら突撃ーーーー!
9時からあっちこっちと走り回るのよ。 ああ大変。
狸に替わってもらいたいわ。 でもあいつじゃあ絶対に無理ね。
世話してもらっても文句ばかり言ってるんじゃやってらんないわ きっと。
高山さんも言ってたなあ。 「俺たちの仕事は揉んでやればいいってもんでもないんだよなあ。」って。
そうだと思うわよ。 してやればいいって思ってる人にろくなのは居ないから。
昔さあ、ヘルパーだからって利用者さんの通帳から金を盗んでた人が居たでしょう? 今はどうしてるのかなあ?
興味は無いけど気になるじゃない。 私だってヘルパーなんだから。
澄江さんも「あれはやり過ぎだよ。」って言ってた。 20年くらい前の話なんだけどね。
あの頃はケアマネージャーも成りたての人ばかりで何が何だか分からなかったんだろうなあ。
それから数十年。 老人ホームもすっかり変っちゃった。
昔は何処でも按摩さんが居て楽しそうに働いてたわよね。 それに裏話では幽霊社員とか幽霊入居者とか居たって言うじゃない。
あの頃は役所もいい加減だったのよね。 今とは違うわ。
介護保険法が出来たおかげで利用者は楽になったけど老人ホームは按摩さんを雇えなくなった。 介護報酬が貰えないからね。
これを作った議員さんたちはもちろん何とも思ってないわよ。 自分たちの手柄だって思い上がってる。
馬鹿じゃないかしら? 自分たちはさんざんに遊び惚けておいてさあ。
普段はいいことを言ってるあのおばさんも一大事が起きたら何も言わないじゃない。 都合が良過ぎるのよ みんなして。
あんなのは追放しましょうね。 人間じゃないわよ。
一か月10万で暮らしてみなさいっていうの。 贅沢は一切禁止ね。
何人残れるかなあ? 黄金伝説を作ってよ。
「いいからいいから気にしないで。」 「変なの。」
百合子と二人でカレーを食べながらテレビを見てます。 ゴールデンタイムだというのにちっとも面白くないわねえ。
タレントとかいう人たちがバカ騒ぎしてるだけじゃない。 あんなんでよくもまあ視聴率を取れるわよねえ。
まださあ『天才バカボン』のほうが良かったんじゃないの? ストーリーはバカバカしいけどさあ。
『ドラえもん』だって一応は最終回が有ったのよね。 知ってる?
YouTubeで見たんだけどさあドラえもんが壊れて動かなくなるの。 そこにドラミちゃんが出てきて、、、、。
「お兄ちゃんは電池が切れて動かないの。 直してもいいけど直ったらのび太さんのこと分からなくなってるのよ。 それでもいいの?」って言うんだよね。 シビア過ぎないか?
ところがところが「日本中の子供たちに夢を与えてきたアニメが終わるのは良くない。」って判断されて今もずーーーーーーっと続いてるのよ。
『サザエさん』だって『ちびまる子ちゃん』だってそうよね。 声優さんは代わってもまだまだ続いてる。
『名探偵コナン』もそうだよなあ。 『ワンピース』だって。
もしも『銀河鉄道999』が今も続いていたらどうなんだろう? 『ドラゴンボール』みたいになってるのかなあ?
あれだって第一期は面白くて見てたわよ。 ブルマも可愛いしねえ。
筋斗雲に乗れない亀仙人なんか笑い過ぎて壊れそうだったわよ。
でも第二期から武闘改編になったでしょう? 武闘は苦手だから見なかったのよ。
それを思えば『こちら亀有公園前派出署』なんてねえ、、、。
あれははっきり言ってジョークを越えたギャグ。 目が点だった。
黙ったままで食事を済ませて私はお風呂を沸かしましょうか。 「沸いたら呼ぶからね。」
「分かった。 一緒に入ってよ。」 「う、うん。」
(こいつまだ足りんのか?) そう思った私は秘かに身構えるのでした。
ああ、私は何なんだろう? ブルーな気持ちになるのは何故?
狸もまだまだ帰ってこないし息子君も遊びに行ったまま。 このまま百合子とラブラブしてようかな。
と、そこへ電話が、、、。 「誰だろう?」
「ああ、武井さん? 明日さあ、亀山さんの所に代わりに行ってやってくれない?」 公子さんじゃないかい。
「亀山さん? ああ、あのおじいちゃんですね?」 「そうなの。 私が用事で行けなくなったからお願いしたいのよ。」
「了解了解。 分かりました。」 受話器を置いてメモ帳を見ると、、、。
あれあれ? 予定した時間には友田さんが入ってる。
ということは、、、? あれやこれや予定をひっくり返しながら考えた。
(そっか。 11時半に亀山さんを入れればいいわけね。) 本当にヘルパーは忙しいのねえ。
最近は公子さんも別の新人さんの相手をしてるし鈴子さんも忙しそうだし、、、。 それでこっちは平和なのよ。
時々澄江さんとあれこれ話すけどさあ、この事業所も大変だったのねえ。 分かる気がする。
あの二人が居たんじゃそうなるわよ。 「さあてお風呂に入りますか。」
脱衣所に入ると百合子が来てまして、、、、。 「一緒に入ろうね。」って私を見てます。
「緊張するなあ。」 「何で?」
「そんなに見られたら誰だって緊張するわよ。」 「そうなの? 私さあ、クラスの男の子に裸を見られちゃったの。」
「あんたがかい?」 「めっちゃ緊張しちゃった。」
「そうだろうけど何でそうなったのよ?」
「今日さあ、内科の検診が有ったのよ。 それで、、、。」 「そっか。 でもあんた、気を付けなさいよ。 狸みたいなのも居るんだからね。」
「そうよねえ。 でもお母さんが居れば大丈夫。」 「何だそれ?」
最近、俄かに注目を集めているのが女性たちのセクシーショットよね? 私も女だから言わせてもらうわ。
「てめえら、いい加減にしろ! 何をそんなに見せたがるのさ? 見せたいんだったら黙ってアダルト映画にでも出てなさい。 みっともないわよ。」
サイズ小さめのユニホームでくっきりはっきりのボディーを見せてらっしゃるトレーナーさんもいらっしゃるようですわねえ? 舐めんじゃねえよ。
体を女の売り物にしないの。 それだから弄ばれるのよ 分かってないわねえ。
そういえば高山さんもこんなことを言ってたな。
「歯医者に行った時さ、びっくりしたんだよ。」 「何課有ったの?」
「そこの先生は女の人でね、行くと「あら、いらっしゃい!」ってスナックのホステスみたいに挨拶するんだよ。」 「へえ、、、。」
「そしてさあ、上の歯を治療する時なんてベッドを倒してやるから頭の上から覗くわけやんか。」 「うんうん。」
「その時さあ、めーーーーっちゃ緊張するんだよなあ。」 「何で?」
「だっておでこに谷間が食い込んでくるもん。」 「高山さん 喜んでるんじゃないの?」
「歯を削られてる時に喜んでなんかいられないって。」 「それもそうだけどさ、、、。」
「その先生は楽しそうに治療してるんだよね。」 「本当はどうだろうなあ?」
とにかくね、セクシーとか色っぽいとかいうのは見せるもんじゃないと私は思うのよ。 体形がそうだからって見せ付けることは無いと思うの。
それこそ女の品格を疑われるわよ。 トレーニング中に男の顔の上を跨ぐ必要が有って?
どうしてもやりたいんだったらそういう店に行きなさいよ。 男性の皆さんなら喜んでくれるわよ きっと。
ほんとにね、きれいとかスタイルがいいとかいうのを勘違いしてるのよね。 そんなのは見せなくてもいいの。
いやらしいおじさんに餌をあげなくてもいいからちゃんと仕事をしてくださいな。
ボディーラインくっきりのスーツで歩かなくてもいいの。 変にお尻を振り振りするのもngね。
そこのあなた。 分かってらっしゃるかしら?
そういえば数十年前にはノーパン喫茶なんて流行ったわよねえ? あれだってどうかしてるわよ。
80年代からしばらくは信じられないような店が流行ってたわよねえ。 食堂で働いてる女の子がお辞儀をしたら下着が丸見えだったりとかして。
何であっちの方に行っちゃったんだろうなあ? でもノーパン喫茶はさすがに長くは続かなかったわよね。
私も時々は夜の街を歩くわよ。 そしたらさあ客引きがけっこう居るのよね。
若い男の子たちを見付けると「60分触りたい放題だよ。 遊びに来ないか?」なんて言って引っ張ってたっけ。
20代の子たちならそりゃあ喜んで付いて行ったわ。 後でどうなったかは知らないけど。
え? あんたもそんなことをやってみろって?
無理無理。 私の性格じゃあやっていけないわよ。
そりゃね、最近は中年のおばさんとか主夫でもデリで仕事をしてる人たちも居るけどさあ、私には絶対に合わないわ。
え? 「息子君ともいいことをしてるのに?」だって。 それを言われたらちょっとね、、、。
さてさてお風呂から上がるとですねえ、、、。 何課声が聞こえるわ。
玄関に行ってみると、、、。 「鍵忘れたから開けてくれーーーー!」だって。
ドジな息子君が帰ってきましたわ。 「助かった。 やっと入れた。」
「何でよ?」 「だってさあ、百合子たちが居るのにお風呂から入れないでしょう?」
「そりゃそうだけどさあ、言えばいいじゃない。」 「だって電話してたんだもん。」
「食事は?」 「食べてきたからいいよ。」
「じゃあお休みね。」 「お休み。」
息子君が帰ってきて残るはあの狸だけ。 心配なんだけど、、、。
と思ったら狸が帰ってきたのは夜更けの3時ごろでしたわ。 こちらは鍵を持って出てたのね。
食堂で一人寂しく食べてる音が聞こえてきますわ。 行ってあげたいけど眠いからまた今度ね。
翌日は朝からまたまた戦争です。 四人分の食事を拵えて食べたら突撃ーーーー!
9時からあっちこっちと走り回るのよ。 ああ大変。
狸に替わってもらいたいわ。 でもあいつじゃあ絶対に無理ね。
世話してもらっても文句ばかり言ってるんじゃやってらんないわ きっと。
高山さんも言ってたなあ。 「俺たちの仕事は揉んでやればいいってもんでもないんだよなあ。」って。
そうだと思うわよ。 してやればいいって思ってる人にろくなのは居ないから。
昔さあ、ヘルパーだからって利用者さんの通帳から金を盗んでた人が居たでしょう? 今はどうしてるのかなあ?
興味は無いけど気になるじゃない。 私だってヘルパーなんだから。
澄江さんも「あれはやり過ぎだよ。」って言ってた。 20年くらい前の話なんだけどね。
あの頃はケアマネージャーも成りたての人ばかりで何が何だか分からなかったんだろうなあ。
それから数十年。 老人ホームもすっかり変っちゃった。
昔は何処でも按摩さんが居て楽しそうに働いてたわよね。 それに裏話では幽霊社員とか幽霊入居者とか居たって言うじゃない。
あの頃は役所もいい加減だったのよね。 今とは違うわ。
介護保険法が出来たおかげで利用者は楽になったけど老人ホームは按摩さんを雇えなくなった。 介護報酬が貰えないからね。
これを作った議員さんたちはもちろん何とも思ってないわよ。 自分たちの手柄だって思い上がってる。
馬鹿じゃないかしら? 自分たちはさんざんに遊び惚けておいてさあ。
普段はいいことを言ってるあのおばさんも一大事が起きたら何も言わないじゃない。 都合が良過ぎるのよ みんなして。
あんなのは追放しましょうね。 人間じゃないわよ。
一か月10万で暮らしてみなさいっていうの。 贅沢は一切禁止ね。
何人残れるかなあ? 黄金伝説を作ってよ。



