安心しきってラーメンを食べていると、、、。 ガラガラっとドアが開いて誰かが入ってきた。
(誰だろう?)と思って顔を上げたら、、、あらまあ公子さんと目が合ってしまったわ。 最悪じゃん。
「あら、武井さんじゃない。 お昼?」 「そうですよ。 あはは。」
「呑気なもんねえ。 まあゆっくりしていってよ。」 (あんたに言われたくないわ。)
公子さんはどうやら忘れ物を取りに来たらしい。 焦らせるんじゃないわよ まったく。
さてさて、昼食を食べてしまうとそこらをブラブラ、、、。 次の仕事が2時だからさあ、、、。
さっきの食堂にまで戻ってきました。 ここから20分くらい歩きます。
「何事も起きませんように、、、。」 祈りながら歩いていると車が、、、。
「こんにちはーーー。 仕事?」 誰かと思ったら高校の時に仲良しだった佐和子ちゃんではないか。
「そうなのよ。 ホームヘルパーをやってるの。」 「へえ。 大変そうねえ。」
「仕事はそうでもないわよ。 会社には変なのが多いけど。」 「そうなんだ。 じゃあ気を付けてね。」
佐和子ちゃんは行ってしまった。 デザイナーになったとか言ってたなあ。
あたしにはもちろん無理無理。 ファッションセンス0だから。
時々ね電話が掛かってくるのよ。 今は東京に住んでるんだけど。
たまにこっちに帰ってきてるんだって。 東京は人が多いからなあ。
田舎者の私にはとても無理だわ。 あんな町には住めない。
ささっと仕事を終わらせて買い物へ、、、。 すると、、、。
「あら、武井さんじゃない。 買い物?」 おばあちゃんを連れて買い物に来ていた澄江さんとバッタリ。
実は澄江さん ガイドヘルパーの資格も持っていて時々買い物にも来るんですよ。 「そうなの。 夕食の買い出しを、、、。」
「娘さんたちは元気?」 「元気が良過ぎて飛び回ってますよ。」
「いいわねえ。 うちの息子は部屋に閉じこもって何もしないのよ。」 「大変ですねえ。」
「でもまあ、いつか気が付いて飛んでくわ。」 「そうだといいけどなあ。」
澄江さんと話しながら店内を回ります。 もう5時近くですねえ。
店を出ると公子さんが車で走って行きました。 「じゃあまた明日ね。」
「お疲れさまでした。」 澄江さんと別れた後、私は家へ向かってダッシュ勝平。
古いなあ。 まあいいか。
玄関を開けて飛び込むと百合子が食堂でぼんやりしてます。 「ただいま。」
「ああ、お帰り。」 「どうしたの? 元気無いじゃない。」
「振られたのよ。 また。」 「こないだも振られたって言ってなかった?」
「うん。 でもあれは、、、。」 「あれもこれも無いわよ。 あんた振られ過ぎ。」
「だってお母さんの子供だもん。」 「何よそれ?」
「お母さんさえ居れば幸せ。」 喜んでいいのか悪いのか、、、?
荷物を置いて椅子に座ったら百合子が飛び込んできましたわ。 またまたじゃれ合う気か こいつ?
小さかった頃みたいに抱いてやりますと頬っぺたにキスをしてきました。 うわーーーーーー、やめてくれ。
「お母さんにもっと甘えたい。」 今だって相当に甘えてるやないかい。
(重いなあ、、、。)と思ったら寝てるんかい。 これじゃあ何も出来ないわよ。
そこへ息子君が帰ってきました。 「お母さん 何してんの?」
食堂に入るなり百合子を抱っこしている私を見付けて不思議そうに聞いてきますが、、、。
「甘えたいんだって。」 「へえ。 今だって十分すぎるくらいに甘えてるのに?」
「まあいいじゃない。 そんな時も有るのよ。」 「そんな時、、、か。」
「夕食は?」 「要らない。 これからバイトだから。」
「そう。 行ってらっしゃい。」 息子君を見送って百合子を起こそうとするんですけど、、、。
(こいつ、なかなか起きんやないかい。) でも起きてもらわないと何も出来ないのよねえ。
そこで拳骨を一発。 「なあに?」
「起きてよ。 夕食作るから。」 「分かった。」
半分寝ぼけたまま百合子は部屋へ戻っていきました。 さあて夕食だあ!
と、そこへ電話が、、、。 出てみると狸ではないかいな。
「どうしたの?」 「今晩は仕事が遅くなるから会社に泊まるよ。」
「あら、そうなの? 寂しいわねえ。」 「明日の朝に帰るから、、、。」
電話を切ってから考えた。 朝に帰ってくるってことは、、、。
(もしや朝からやる?) あいつは時間なんて関係無いからなあ。
仕事前にやられたら大変だわ。 早く逃げなきゃ、、、。
何をやらせてもうざいのよねえ あの狸。
あたしもひどい妻だわ。 トホホ。
さてと、今夜は息子君も狸も居ない平和?な平和な夜ですわ。 でもねえ、なんか静かすぎて怖いのよねえ。
二人でうどんを啜りながら考え事をしてます。 百合子も来年は3年生。
そろそろ真剣に進学か就職課を考えてもらわないとね。 狸みたいにはさせたくないから。
あいつだって高校生の時はまだまだ良かったのよ。 何であんな男になっちゃったのかなあ?
あの時、思い切って縁を切ればよかったのかなあ? でもさあ、あいつの泣き顔は見れなかったのよね。
それでしょうがなくオッケーしたの。 それから30年。
二人の子供を授かって順風万般かと思ったら、、、。 あいつはやらかしまくるし悩みは耐えないわよ。
最初の頃はね、スーパーの仕入れ係だったのよ。 ところが店長と大喧嘩して辞めちゃったのね。
それで苦労して今の会社に入ったわけよ。 その頃には百合子が生まれて、、、。
私は近所の保育園でバイトしてたの。 でもさあ、狸が落ち着かなくて、、、。
それでね、勉強してヘルパーになったのよ。 あいつ一人じゃあ賄えないから。
でも共働きだと考えなきゃいけないのよねえ。 あれでも旦那様なんだから。
所得控除がどうのってうるさいの何のって。 取っ払ってほしいわ。
こっちはねえ、働けるだけ働きたいの。 家に居るとムンムンしちゃうから。
議員先生はいいわよねえ。 高給取りで遊ぼうと寝ていようと給料を減らされないんだから。
グリーン車でもただで乗れるんでしょう? いいわよねえ。
それでジュースが高いって文句を言ってた人が居るけど、だったらグリーン券を返しなさいよね。
自腹切ってから文句を言いなさい! 大臣までやっといて何さ!
こんなのばかりだから政治がおかしくなるの。 馬鹿は要らないから追い出しなさいよ。
ってかさあ、こんなのを当選させる国民もこいつら以上に馬鹿過ぎるじゃない。 何だと思ってるのよ?
議会なんて税金の無駄でしょう? 潰したいわね。
あの腐った目玉焼きみたいな総理大臣も要らないわよ。 外国にいい顔しても国内じゃあさっぱりじゃない。
飢えた凧みたいな外務大臣も要らないわよ。 何をやり出すか分からないんだから。
そう考えると日本の国会ってろくなやつ居ないわねえ。 右は右で馬鹿ばかりだし左は左でこれまた天国的な馬鹿ばかり。
どっち向いて生きてるのか分かってるのかなあ? あたしらが働いて税金を納めてるからあんたら自由気ままに飲んだり遊んだり出来るんだからね。
納税をボイコットしたら真っ先に干上がるのはあんたらだよ。 分かってる?
最高級生活保護者の皆さん 国民を怒らせたらどういうことになるか思い知らせてやるわよ。
ほんとにね、税金で養われてるのにそのことに気付いてないバッヂ野郎が多過ぎるのよ。 馬鹿みたい。
それでまあよくも権力闘争が出来ることねえ。 党本部だって税金を注ぎ込まなかったらやってけないんでしょう?
それなのに偉そうな顔してさあ、「この法律はあたしらが作ったのよ。」なんて軽く仰るけれど誰も聞いてないから。
聞くだけ無駄なのよ。 落語を聞いてるほうが余程にいいわ。
(誰だろう?)と思って顔を上げたら、、、あらまあ公子さんと目が合ってしまったわ。 最悪じゃん。
「あら、武井さんじゃない。 お昼?」 「そうですよ。 あはは。」
「呑気なもんねえ。 まあゆっくりしていってよ。」 (あんたに言われたくないわ。)
公子さんはどうやら忘れ物を取りに来たらしい。 焦らせるんじゃないわよ まったく。
さてさて、昼食を食べてしまうとそこらをブラブラ、、、。 次の仕事が2時だからさあ、、、。
さっきの食堂にまで戻ってきました。 ここから20分くらい歩きます。
「何事も起きませんように、、、。」 祈りながら歩いていると車が、、、。
「こんにちはーーー。 仕事?」 誰かと思ったら高校の時に仲良しだった佐和子ちゃんではないか。
「そうなのよ。 ホームヘルパーをやってるの。」 「へえ。 大変そうねえ。」
「仕事はそうでもないわよ。 会社には変なのが多いけど。」 「そうなんだ。 じゃあ気を付けてね。」
佐和子ちゃんは行ってしまった。 デザイナーになったとか言ってたなあ。
あたしにはもちろん無理無理。 ファッションセンス0だから。
時々ね電話が掛かってくるのよ。 今は東京に住んでるんだけど。
たまにこっちに帰ってきてるんだって。 東京は人が多いからなあ。
田舎者の私にはとても無理だわ。 あんな町には住めない。
ささっと仕事を終わらせて買い物へ、、、。 すると、、、。
「あら、武井さんじゃない。 買い物?」 おばあちゃんを連れて買い物に来ていた澄江さんとバッタリ。
実は澄江さん ガイドヘルパーの資格も持っていて時々買い物にも来るんですよ。 「そうなの。 夕食の買い出しを、、、。」
「娘さんたちは元気?」 「元気が良過ぎて飛び回ってますよ。」
「いいわねえ。 うちの息子は部屋に閉じこもって何もしないのよ。」 「大変ですねえ。」
「でもまあ、いつか気が付いて飛んでくわ。」 「そうだといいけどなあ。」
澄江さんと話しながら店内を回ります。 もう5時近くですねえ。
店を出ると公子さんが車で走って行きました。 「じゃあまた明日ね。」
「お疲れさまでした。」 澄江さんと別れた後、私は家へ向かってダッシュ勝平。
古いなあ。 まあいいか。
玄関を開けて飛び込むと百合子が食堂でぼんやりしてます。 「ただいま。」
「ああ、お帰り。」 「どうしたの? 元気無いじゃない。」
「振られたのよ。 また。」 「こないだも振られたって言ってなかった?」
「うん。 でもあれは、、、。」 「あれもこれも無いわよ。 あんた振られ過ぎ。」
「だってお母さんの子供だもん。」 「何よそれ?」
「お母さんさえ居れば幸せ。」 喜んでいいのか悪いのか、、、?
荷物を置いて椅子に座ったら百合子が飛び込んできましたわ。 またまたじゃれ合う気か こいつ?
小さかった頃みたいに抱いてやりますと頬っぺたにキスをしてきました。 うわーーーーーー、やめてくれ。
「お母さんにもっと甘えたい。」 今だって相当に甘えてるやないかい。
(重いなあ、、、。)と思ったら寝てるんかい。 これじゃあ何も出来ないわよ。
そこへ息子君が帰ってきました。 「お母さん 何してんの?」
食堂に入るなり百合子を抱っこしている私を見付けて不思議そうに聞いてきますが、、、。
「甘えたいんだって。」 「へえ。 今だって十分すぎるくらいに甘えてるのに?」
「まあいいじゃない。 そんな時も有るのよ。」 「そんな時、、、か。」
「夕食は?」 「要らない。 これからバイトだから。」
「そう。 行ってらっしゃい。」 息子君を見送って百合子を起こそうとするんですけど、、、。
(こいつ、なかなか起きんやないかい。) でも起きてもらわないと何も出来ないのよねえ。
そこで拳骨を一発。 「なあに?」
「起きてよ。 夕食作るから。」 「分かった。」
半分寝ぼけたまま百合子は部屋へ戻っていきました。 さあて夕食だあ!
と、そこへ電話が、、、。 出てみると狸ではないかいな。
「どうしたの?」 「今晩は仕事が遅くなるから会社に泊まるよ。」
「あら、そうなの? 寂しいわねえ。」 「明日の朝に帰るから、、、。」
電話を切ってから考えた。 朝に帰ってくるってことは、、、。
(もしや朝からやる?) あいつは時間なんて関係無いからなあ。
仕事前にやられたら大変だわ。 早く逃げなきゃ、、、。
何をやらせてもうざいのよねえ あの狸。
あたしもひどい妻だわ。 トホホ。
さてと、今夜は息子君も狸も居ない平和?な平和な夜ですわ。 でもねえ、なんか静かすぎて怖いのよねえ。
二人でうどんを啜りながら考え事をしてます。 百合子も来年は3年生。
そろそろ真剣に進学か就職課を考えてもらわないとね。 狸みたいにはさせたくないから。
あいつだって高校生の時はまだまだ良かったのよ。 何であんな男になっちゃったのかなあ?
あの時、思い切って縁を切ればよかったのかなあ? でもさあ、あいつの泣き顔は見れなかったのよね。
それでしょうがなくオッケーしたの。 それから30年。
二人の子供を授かって順風万般かと思ったら、、、。 あいつはやらかしまくるし悩みは耐えないわよ。
最初の頃はね、スーパーの仕入れ係だったのよ。 ところが店長と大喧嘩して辞めちゃったのね。
それで苦労して今の会社に入ったわけよ。 その頃には百合子が生まれて、、、。
私は近所の保育園でバイトしてたの。 でもさあ、狸が落ち着かなくて、、、。
それでね、勉強してヘルパーになったのよ。 あいつ一人じゃあ賄えないから。
でも共働きだと考えなきゃいけないのよねえ。 あれでも旦那様なんだから。
所得控除がどうのってうるさいの何のって。 取っ払ってほしいわ。
こっちはねえ、働けるだけ働きたいの。 家に居るとムンムンしちゃうから。
議員先生はいいわよねえ。 高給取りで遊ぼうと寝ていようと給料を減らされないんだから。
グリーン車でもただで乗れるんでしょう? いいわよねえ。
それでジュースが高いって文句を言ってた人が居るけど、だったらグリーン券を返しなさいよね。
自腹切ってから文句を言いなさい! 大臣までやっといて何さ!
こんなのばかりだから政治がおかしくなるの。 馬鹿は要らないから追い出しなさいよ。
ってかさあ、こんなのを当選させる国民もこいつら以上に馬鹿過ぎるじゃない。 何だと思ってるのよ?
議会なんて税金の無駄でしょう? 潰したいわね。
あの腐った目玉焼きみたいな総理大臣も要らないわよ。 外国にいい顔しても国内じゃあさっぱりじゃない。
飢えた凧みたいな外務大臣も要らないわよ。 何をやり出すか分からないんだから。
そう考えると日本の国会ってろくなやつ居ないわねえ。 右は右で馬鹿ばかりだし左は左でこれまた天国的な馬鹿ばかり。
どっち向いて生きてるのか分かってるのかなあ? あたしらが働いて税金を納めてるからあんたら自由気ままに飲んだり遊んだり出来るんだからね。
納税をボイコットしたら真っ先に干上がるのはあんたらだよ。 分かってる?
最高級生活保護者の皆さん 国民を怒らせたらどういうことになるか思い知らせてやるわよ。
ほんとにね、税金で養われてるのにそのことに気付いてないバッヂ野郎が多過ぎるのよ。 馬鹿みたい。
それでまあよくも権力闘争が出来ることねえ。 党本部だって税金を注ぎ込まなかったらやってけないんでしょう?
それなのに偉そうな顔してさあ、「この法律はあたしらが作ったのよ。」なんて軽く仰るけれど誰も聞いてないから。
聞くだけ無駄なのよ。 落語を聞いてるほうが余程にいいわ。



