日曜日は子供が居るからって休みにしてあります。 二人とも大きいんだけどねえ。
それでもって狸は今日もお仕事に引っ張り出されてるみたい。 すっかりブラックになっちゃったわねえ、頑張ってね お父さん。
昼から仕事だって言うから午前中は家に居るのねえ。 ああまた疲れそう。
何でもいいからさっさと出掛けてくれないかなあ? 百合子も息子君もどうやら爆睡中。
取り敢えずお昼の冷やし中華を3人分用意して私は用事を作って出掛けることにしましたのです。 もっちろん高山さんのお、う、ち。
「こんにちは。」 いつもよりはお淑やかに決めまして中に入ります。
「今日はやけにおとなしいなあ。」 「そりゃそうですよ。 仕事じゃないんだから。」
「そうなんか。 まあゆっくりしていってよ。」 「ありがとうございまーす。」
って本当はやっちゃいけないのよ こんなこと。 利用者さんの家にプライベートで上がり込むなんて、、、。
高山さんは居間の片隅にテーブルを置いています。 何を置いてるんだろう?
見てみるとリカちゃんのお部屋でしたわ。 前のヘルパーさんが完成させてくれたんだってーーー。
あらら、キッチンカウンターまで有るのねえ。 現代っ子みたい。
でもさあ、こんなのが部屋の中に有ったら驚くなんてもんじゃないよなあ。 カウンターだって。
狸の必殺技、、、。 それはカウンターパンチだわ。
あの人も意表をついて攻撃してくるからなあ。 当たらないんだけど。
奥の部屋には棚が有りますね。 そこにはたくさんのリカちゃんが飾ってあります。
チアガール 水着、お姫様ドレス、何や分からんドレスも有るなあ。 どうやって楽しんでるんだろう?
「こうやって楽しんでるんだよ。」 後ろに立っていた高山さんがまたまた私を抱いてきました。 うーーーーん、痺れちゃう。
そしてそのまま私は押し倒されました。 まだまだ萌えるには早いわよ。
なんとか高山さんをひっくり返して上に載ってやりましょう。 「重たいなあ。」
「何ですって? 重たい?」 「そうそう。 あんたお腹出過ぎ。」
「うわ、そんなこと言うんですか?」 「騒いだらばらすけど、、、。」
「ワワワワワ、それはやめて。」 「やろう? だったら、、、。」
「分かった。 分かったわよ。」 ってなわけで私たちはテーブルの前に座りました。
その下にも何か有りますねえ。 出してみるとすみっコぐらしのお部屋じゃないですかーーーーー。
「こんなのも売ってるんですねえ?」 「知らんかったやろう?」
「うん。 すみっコぐらしなんて興味無かったから。」 「あらあら、娘ちゃんも知らないの?」
「たぶんねえ、知ってるとは思うけど。」 「ママもそれくらい知っとかんといかんよ。」
高山さんはそう言いながらケトルにお湯を沸かし始めました。 「何するんですか?」
「コーヒーでも飲もうかと思ってさ。」 「危ないんじゃ、、、?」
「危ない思うたら何も出来んようになるわ。」 「それはそうですけど、、、。」
「それになあ、料理だってやるんやで。 揚げ物と焼き魚はせんけど。」 (そういえば、、、。)
ここで頼まれる料理は揚げ物とか焼き魚とか、、、。 そうだったのねえ。
私は改めて高山さんを知ったような気がするわ。 んでコーヒーを飲んでいると、、、。
高山さんが隣にくっ付いてきました。 なんか暖かい。
ポーッとしていると抱き寄せられちゃいまして、、、。 気付いたら絡み合ってたんです 私たち。
ホワーっとしてドキュンとして合体しちゃったのね。 なんか久しぶりに奪われたって感じ。
狸とくっ付いた最初の頃を思い出すわ。 あの頃はまだまだ若かったのねえ。
「何 ボーっとしてんの?」 絡み合った後、動けないままに寝転がっていたら高山さんが聞いてきた。
「え?」 その声に我に返った私は急に恥ずかしくなってしまって、、、。
だってさあ、素っ裸で居間の真ん中に寝そべってたんだもん。 激しかったのねえ?
「シャワーでも浴びようかな。」 やっとのことで立ち上がると高山さんもお風呂に入ってきた。
そんでまあ二人で並んでシャワーを浴びるわけですよ。 何かドキドキするなあ。
「武井さんって感じやすいんやなあ?」 「そうですか?」
「えらい声であーうー言うてるんやもん。 感じてるんやなって思ったわ。」 「ごめんなさい。 意識が飛んでて、、、。」
「え? 飛んでたん? そやからあんな声で、、、。」 「そうなんですよ。 高山さん 激しいから。」
時計はというと午後3時になろうかというところ。 真昼間から愛し合ったわけねえ?
この先、どうなるんだろう? 私は高山さんに奪われるのかなあ?
でもでも公子さんとか鈴子さんたちの鼻も気になるし、、、。 あの人たちは妙に敏感だからね。
それこそばれたら大変じゃないよ。 「大丈夫や。 公子さんたちにはばれんようにするから。」
高山さんはそう言ってくれるんだけど、、、。 じゃあ、こんなことやるなよな 馬鹿。
なんとかかんとか気持ちもスッキリして高山さんの家を出ました。 それからまっすぐ買い物へ、、、。
夕食の材料をある程度買い揃えてから我が家へゴー! 「おー、張り切ってるなあ。」
バス通りから我が家の方へ曲がると狸が歩いてきました。 「何してるの?」
「体力付けようと思ってさあ、散歩してるんだ。」 「あっそう。 頑張ってね。」
今更運動したってどうなるのよ? 体壊すだけじゃない。
病院代がとか、シップ代がとか言って騒がないでね お願いだから。
玄関を入ると百合子が居間でのんびりテレビを見てます。 「ただいまーー。」
「お帰り。 ずいぶんとスッキリしてるねえ。」 「ギク、、、。」
「え? 何か悪いこと言ったかな?」 「ぜんぜん ぜんぜん。」
なんかさあ、今日の私は舞い上がってるのよねえ。 いい気持ちになったし。
鼻歌を歌いながら台所へ、、、。 「今日はチャーハンとスープだからねえ。」
「はーい。」 「いつになく素直じゃない。 どうしたの?」
「だって寂しかったんだもん。」 「あんたがかい?」
「お母さんも居ないしお父さんはああだし、、、。」 「しょうがないわよ。 こんな家族なんだから。」
「こんな家族、、、、、、、か。」 「何ヨそれ?」
「だってさあ、私も生まれて17年経ったのよ。 それなのにさあ、お父さんはずーーーーーっと小学生みたいに思ってるし、お兄ちゃんは相手してくれないしどうしたらいいのよ?」 「でも私に言われても困るわ。」
「そうねえ。 お母さんだって自分が良ければそれでいいんだもんね。」 「おいおい、それは無いよ。」
「ほんとに無いって言い切れる?」 「だってさあ、百合子は百合子なのよ。 それ以上でもそれ以下でもないの。 お母さんにとっては大事な娘なの。」
「そっか。 大事な娘、、、、、か。」 「何よそれ?」
百合子はまたまたテレビの画面に目をやりました。 私はそんな百合子の隣に座ると肩を抱いてやったんです。
「ずーーーーーーーっとこのままね。」 私は人形かい?
そしてまた二人で台所に立ちまして料理を作り始めました。 我が家の男どもは役に立たないからなあ。
でもさあ、百合子がお尻を振り振りしながら料理を作っているのがどうも気になって、、、。 「お母さん 何処見てるのよ?」
「ああ、ごめんごめん。」 「謝ればいいと思って、、、。」
「そんなんじゃなくてだなあ、、、。」 「いいの。 あたしもお母さん大好きだから。」
そう言って私に包丁を向けたからさあ大変。 「危ないってば。」
「ごめんごめん。 考え事してたらお母さんを刺すところだったわ。」 危うく殺されるかと思ったわよ。
最近はただでさえ危ない親子がたくさん居るんだから気を付けてよね。 ねえ、百合子ちゃん。
それでもって狸は今日もお仕事に引っ張り出されてるみたい。 すっかりブラックになっちゃったわねえ、頑張ってね お父さん。
昼から仕事だって言うから午前中は家に居るのねえ。 ああまた疲れそう。
何でもいいからさっさと出掛けてくれないかなあ? 百合子も息子君もどうやら爆睡中。
取り敢えずお昼の冷やし中華を3人分用意して私は用事を作って出掛けることにしましたのです。 もっちろん高山さんのお、う、ち。
「こんにちは。」 いつもよりはお淑やかに決めまして中に入ります。
「今日はやけにおとなしいなあ。」 「そりゃそうですよ。 仕事じゃないんだから。」
「そうなんか。 まあゆっくりしていってよ。」 「ありがとうございまーす。」
って本当はやっちゃいけないのよ こんなこと。 利用者さんの家にプライベートで上がり込むなんて、、、。
高山さんは居間の片隅にテーブルを置いています。 何を置いてるんだろう?
見てみるとリカちゃんのお部屋でしたわ。 前のヘルパーさんが完成させてくれたんだってーーー。
あらら、キッチンカウンターまで有るのねえ。 現代っ子みたい。
でもさあ、こんなのが部屋の中に有ったら驚くなんてもんじゃないよなあ。 カウンターだって。
狸の必殺技、、、。 それはカウンターパンチだわ。
あの人も意表をついて攻撃してくるからなあ。 当たらないんだけど。
奥の部屋には棚が有りますね。 そこにはたくさんのリカちゃんが飾ってあります。
チアガール 水着、お姫様ドレス、何や分からんドレスも有るなあ。 どうやって楽しんでるんだろう?
「こうやって楽しんでるんだよ。」 後ろに立っていた高山さんがまたまた私を抱いてきました。 うーーーーん、痺れちゃう。
そしてそのまま私は押し倒されました。 まだまだ萌えるには早いわよ。
なんとか高山さんをひっくり返して上に載ってやりましょう。 「重たいなあ。」
「何ですって? 重たい?」 「そうそう。 あんたお腹出過ぎ。」
「うわ、そんなこと言うんですか?」 「騒いだらばらすけど、、、。」
「ワワワワワ、それはやめて。」 「やろう? だったら、、、。」
「分かった。 分かったわよ。」 ってなわけで私たちはテーブルの前に座りました。
その下にも何か有りますねえ。 出してみるとすみっコぐらしのお部屋じゃないですかーーーーー。
「こんなのも売ってるんですねえ?」 「知らんかったやろう?」
「うん。 すみっコぐらしなんて興味無かったから。」 「あらあら、娘ちゃんも知らないの?」
「たぶんねえ、知ってるとは思うけど。」 「ママもそれくらい知っとかんといかんよ。」
高山さんはそう言いながらケトルにお湯を沸かし始めました。 「何するんですか?」
「コーヒーでも飲もうかと思ってさ。」 「危ないんじゃ、、、?」
「危ない思うたら何も出来んようになるわ。」 「それはそうですけど、、、。」
「それになあ、料理だってやるんやで。 揚げ物と焼き魚はせんけど。」 (そういえば、、、。)
ここで頼まれる料理は揚げ物とか焼き魚とか、、、。 そうだったのねえ。
私は改めて高山さんを知ったような気がするわ。 んでコーヒーを飲んでいると、、、。
高山さんが隣にくっ付いてきました。 なんか暖かい。
ポーッとしていると抱き寄せられちゃいまして、、、。 気付いたら絡み合ってたんです 私たち。
ホワーっとしてドキュンとして合体しちゃったのね。 なんか久しぶりに奪われたって感じ。
狸とくっ付いた最初の頃を思い出すわ。 あの頃はまだまだ若かったのねえ。
「何 ボーっとしてんの?」 絡み合った後、動けないままに寝転がっていたら高山さんが聞いてきた。
「え?」 その声に我に返った私は急に恥ずかしくなってしまって、、、。
だってさあ、素っ裸で居間の真ん中に寝そべってたんだもん。 激しかったのねえ?
「シャワーでも浴びようかな。」 やっとのことで立ち上がると高山さんもお風呂に入ってきた。
そんでまあ二人で並んでシャワーを浴びるわけですよ。 何かドキドキするなあ。
「武井さんって感じやすいんやなあ?」 「そうですか?」
「えらい声であーうー言うてるんやもん。 感じてるんやなって思ったわ。」 「ごめんなさい。 意識が飛んでて、、、。」
「え? 飛んでたん? そやからあんな声で、、、。」 「そうなんですよ。 高山さん 激しいから。」
時計はというと午後3時になろうかというところ。 真昼間から愛し合ったわけねえ?
この先、どうなるんだろう? 私は高山さんに奪われるのかなあ?
でもでも公子さんとか鈴子さんたちの鼻も気になるし、、、。 あの人たちは妙に敏感だからね。
それこそばれたら大変じゃないよ。 「大丈夫や。 公子さんたちにはばれんようにするから。」
高山さんはそう言ってくれるんだけど、、、。 じゃあ、こんなことやるなよな 馬鹿。
なんとかかんとか気持ちもスッキリして高山さんの家を出ました。 それからまっすぐ買い物へ、、、。
夕食の材料をある程度買い揃えてから我が家へゴー! 「おー、張り切ってるなあ。」
バス通りから我が家の方へ曲がると狸が歩いてきました。 「何してるの?」
「体力付けようと思ってさあ、散歩してるんだ。」 「あっそう。 頑張ってね。」
今更運動したってどうなるのよ? 体壊すだけじゃない。
病院代がとか、シップ代がとか言って騒がないでね お願いだから。
玄関を入ると百合子が居間でのんびりテレビを見てます。 「ただいまーー。」
「お帰り。 ずいぶんとスッキリしてるねえ。」 「ギク、、、。」
「え? 何か悪いこと言ったかな?」 「ぜんぜん ぜんぜん。」
なんかさあ、今日の私は舞い上がってるのよねえ。 いい気持ちになったし。
鼻歌を歌いながら台所へ、、、。 「今日はチャーハンとスープだからねえ。」
「はーい。」 「いつになく素直じゃない。 どうしたの?」
「だって寂しかったんだもん。」 「あんたがかい?」
「お母さんも居ないしお父さんはああだし、、、。」 「しょうがないわよ。 こんな家族なんだから。」
「こんな家族、、、、、、、か。」 「何ヨそれ?」
「だってさあ、私も生まれて17年経ったのよ。 それなのにさあ、お父さんはずーーーーーっと小学生みたいに思ってるし、お兄ちゃんは相手してくれないしどうしたらいいのよ?」 「でも私に言われても困るわ。」
「そうねえ。 お母さんだって自分が良ければそれでいいんだもんね。」 「おいおい、それは無いよ。」
「ほんとに無いって言い切れる?」 「だってさあ、百合子は百合子なのよ。 それ以上でもそれ以下でもないの。 お母さんにとっては大事な娘なの。」
「そっか。 大事な娘、、、、、か。」 「何よそれ?」
百合子はまたまたテレビの画面に目をやりました。 私はそんな百合子の隣に座ると肩を抱いてやったんです。
「ずーーーーーーーっとこのままね。」 私は人形かい?
そしてまた二人で台所に立ちまして料理を作り始めました。 我が家の男どもは役に立たないからなあ。
でもさあ、百合子がお尻を振り振りしながら料理を作っているのがどうも気になって、、、。 「お母さん 何処見てるのよ?」
「ああ、ごめんごめん。」 「謝ればいいと思って、、、。」
「そんなんじゃなくてだなあ、、、。」 「いいの。 あたしもお母さん大好きだから。」
そう言って私に包丁を向けたからさあ大変。 「危ないってば。」
「ごめんごめん。 考え事してたらお母さんを刺すところだったわ。」 危うく殺されるかと思ったわよ。
最近はただでさえ危ない親子がたくさん居るんだから気を付けてよね。 ねえ、百合子ちゃん。



