恋人以上友達未満・・いたってその関係がつづくと信じていた・・
  -高校2年 春-

「はぁーついてないなぁ・・今年もあの人と一緒のクラスがなるなんてさ・・」ウチは大橋 舞華 (おおはしまいか) 毎年、一緒のクラスになる男子・・

「舞華ーおはよーっ」この子は友達の美馬。

「どうしよーあの人とまたクラス一緒!でも美馬ともクラスは一緒だけどねー」

「そんなこといっちゃってー好きなくせに!噂広まってるよー」

「せめて友達だよー」

「えー友達以上でしょー」

今年も大変だ・・・あの人と一緒になって・・ガーン
噂をすれば・・とのこと・・その人が来てるし・・・

「よぉっ舞華!一緒のクラスだな。よろしく」よろしくどころじゃないよ・・

え?どうしていやがるかって・・それは高校1年生のとき・・中学から一緒だった
あの人とは・・本村 春樹・・

親同士がすっごく仲よかったせいか・・結婚まで・・いわゆる婚約者なんですぅ・・

でも、いやだっていってるんだけど・・何かと・・でもウチが、この結婚はいやってことはすでに春樹は知ってます☆

例えば、隣の席とかで教科書見せてとかになると・・「将来・・結婚してくれるなら・・」とか条件付き

しかも女子からは・・「舞華が春樹とラブだからだれも春樹のこととか好きになれないよねー」とか・・

単に迷惑ってこと・・今年もそれがつづくのかーーー

嫌々ながらもクラスに入った・・隣はっと・・春樹~・・・もうダメだ・・

そんなうちとは反対に春樹は「よろしく」といたってフツー・・

そんな帰り道
    -帰り道-
仕方なく、春樹と帰ってる・・毎回・・すると・・え!?ウチの家がないーーどういうこと!?

「俺の家・・」春樹の家もなくなってる・・

近くによって見ても火事はないない・・

だれもいない・・ところが・・ウチの家・・いわゆる土地・・にぐるぐるマンホールが一個・・

「なんだこりゃ・・」春樹が覗きこもうとした瞬間・・

スルッ・・

穴に落ちてしまった・・

「え・・どうしよ・・」ウチも後を追ってマンホールの中へ飛び込んだ