【コミカライズ】竜騎士様の最愛花嫁

「エレオノーラ=レガーノ。俺の生涯をきみに捧げる。結婚しよう」

花束が目の前に差し出された。
私は絶句してしまい、ただただレオを見上げる。

レオはカウンターをひょいっと飛び越えると、私を両手で抱きかかえる。

「イエス以外の返事は受け付けない。いいね」

レオはそのまま私を連れて教会に向かい、その場で結婚の宣誓をしたのだった。


 ◇ ◇ ◇


「もう! まさか、国王陛下への報告より前に私のところ来ていただなんて!」
「だって、国王陛下への報告より大事だから。俺には、完全にエレンが不足していたんだ」

レオは悪びれもなく、笑顔で答える。

あの日、レオは魔獣討伐するやいなや、休むこともなくロベルト様含めて他の竜騎士が到底追いつけないような猛スピードで王都に戻ってきたらしい。そして、屋敷にも帰らず、国王陛下への報告前に王宮図書館に来て私を連れ去ったと知ったときには、本当に驚いた。