【コミカライズ】竜騎士様の最愛花嫁

凜々しい竜騎士達を乗せた竜が、一斉に飛び立った。

その日から、私は食い入るように新聞を読む。どこかにレオ達のことが載っていないかと思ったのだ。
殉職した竜騎士の一覧にレオの名前がないことを確認するのが私の日課になった。

不安で堪らなくて、毎日のように神様にレオの無事を祈る。

そんな不安な毎日を送っていたある日のこと。
図書館のカウンターの前に、影が差す。
その人を見て、私は目を見開いた。

「レオ?」

少し窶れただろうか。
薄汚れた騎士服に身を包んだ凜々しい男性は、紛れもなくレオだった。

「なんで……?」

まだ、新聞には討伐が完了したとは書かれていなかった。
なぜ、ここにいるの?

でも、そんなことはどうでもいい。
無事に帰ってきた。
それだけで十分。いろんな思いが込み上げ、涙が浮かび両目からこぼれ落ちた。

レオは右手を空にかざす。
ふわりと光が舞い、花束が現れた。