「そっか。よかった」
レオは蕩けるような笑みを浮かべる。
「じゃあ、俺も食べさせてもらおうかな」
レオはあーんと口を開ける。
明らかに口に入れて欲しそうな態度に戸惑いつつも、「仕事だから」と自分に言い聞かせて私はおずおずとクッキーを手に取ってレオの口に入れる。
「美味しい」
レオは私の右手を掴むと、クッキーを摘まんでいた親指と人差し指をぺろりと舐める。
「きゃっ!」
「エレンは悲鳴も可愛いね」
レオは嬉しそうに笑うと。私の腰に回した腕に力を込める。
もう、心臓がどきどきして破裂しそうだ。
なぜこんなことになっているのか。
それは、1カ月程前に起きたあの火事の日に遡る。
レオの屋敷に連れていかれた私はそれは立派なお姫様のような部屋に案内された。さらに、食事や洗濯はメイドがやってくれるという至れり尽くせり。
レオは蕩けるような笑みを浮かべる。
「じゃあ、俺も食べさせてもらおうかな」
レオはあーんと口を開ける。
明らかに口に入れて欲しそうな態度に戸惑いつつも、「仕事だから」と自分に言い聞かせて私はおずおずとクッキーを手に取ってレオの口に入れる。
「美味しい」
レオは私の右手を掴むと、クッキーを摘まんでいた親指と人差し指をぺろりと舐める。
「きゃっ!」
「エレンは悲鳴も可愛いね」
レオは嬉しそうに笑うと。私の腰に回した腕に力を込める。
もう、心臓がどきどきして破裂しそうだ。
なぜこんなことになっているのか。
それは、1カ月程前に起きたあの火事の日に遡る。
レオの屋敷に連れていかれた私はそれは立派なお姫様のような部屋に案内された。さらに、食事や洗濯はメイドがやってくれるという至れり尽くせり。



