【コミカライズ】竜騎士様の最愛花嫁

「ええ。建設局に」
「お疲れ様!」

ステラは屈託のない笑みを浮かべる。

「ステラは仕事中?」
「ええ。今度の叙勲式と祝賀会の企画、私も関わっているの。今、大詰めだよ」

(叙勲式と祝賀会……)

そういえば、レオは結局誰と参加するのだろうか?
私は参加の返事を出していないのだから、別の誰かと参加するはずだ。

(もしかして──)

「ねえ、ステラ。アレッシア様ってどなただかわかる?」

なんとなく気になり、私はステラにおずおずと尋ねる。

「アレッシア様? 様付けされるような『アレッシア』は、ポリドロ伯爵令嬢じゃないかしら?」
「ポリドロ伯爵令嬢……」
「うん。なんでそんなことを?」

ステラは不思議そうに私を見つめる。

「あ、なんでもないわ」

私は慌ててその場を誤魔化した。

王宮図書館に戻ると、私は貴族年鑑を手に取る。