初めて間近で見る竜に気持ちが高揚して気付いていなかったけれど、今の私とレオ、ものすごく距離が近いのじゃないかしら?
はっきり言って、後ろから抱きしめられていると表現しても過言じゃない。
思った以上に逞しい体つきに、10年という月日の流れを感じた。
「エレンにこの景色を見せてあげたかったから、喜んでくれてよかった」
レオが呟く声が聞こえた。
「え?」
私は身を捩り、レオのほうを見る。
「エレン、子供の頃に竜の背中に乗ってみたいって言っていただろ?」
まるで大切な思い出を語るようにとても優しい表情で微笑まれる。
『いつか竜の背中に乗ってみたいわ』
確かにそう言った記憶はある。大好きな子供向けの小説の主人公が竜騎士様で、お姫様を乗せるシーンがあったのだ。
(憶えててくれたんだ……)
はっきり言って、後ろから抱きしめられていると表現しても過言じゃない。
思った以上に逞しい体つきに、10年という月日の流れを感じた。
「エレンにこの景色を見せてあげたかったから、喜んでくれてよかった」
レオが呟く声が聞こえた。
「え?」
私は身を捩り、レオのほうを見る。
「エレン、子供の頃に竜の背中に乗ってみたいって言っていただろ?」
まるで大切な思い出を語るようにとても優しい表情で微笑まれる。
『いつか竜の背中に乗ってみたいわ』
確かにそう言った記憶はある。大好きな子供向けの小説の主人公が竜騎士様で、お姫様を乗せるシーンがあったのだ。
(憶えててくれたんだ……)



