「黄色い瞳は珍しい。でも、気持ち悪いとは思わない。見たことは無いが…。綺麗だと思う。色の感じ方は人それぞれ違う。だから、そういうのは余り気にしない方がいいと思う。」 「え…」 「綺麗」そんなの…お世辞か、身内にしか言われた事なかった。お世辞は、すぐ態度を変え気持ち悪いと言いだす。でも雷明くんはそんなのしない、だから── "嬉しい" 「おっおい!!!!大丈夫か!?何処か痛いのか!?苦しいのか?!」 気づいたら涙が頬を伝っていた。