「……じゃあ、あそこの自販機のジュース奢れ。それと交換。」 「え………、ホントに……いいの…?雷明くん猫好きでしょ?」 雷明くん、猫好きすぎて電柱に頭ぶつけちゃうくらい好きなのに…。 「いいから。」 ホントに…いいのかな…?本人がいいって言ってるし…、それに、そろそろ貰わないと「面倒くさい女」 って思われるかもだし…。そしたら一緒に帰れなくなるかもだし…!! 「あ、ありがとう!!!!」 黒猫さんを貰った瞬間、モフッという感触が両手全体に広がった。