「わあ〜!!!!黒猫さんのぬいぐるみだ〜!!!かわいい〜!!!」 私の目線の先では、両手で抱きかかえるのがやっとってくらいの大きな丸い黒猫のぬいぐるみがあった。 私、犬より猫派なんだよね〜!! 「よ〜しっ!!」 私は、お金を入れてUFOキャッチャーを始めた─── が、取れない。7回目も失敗し、諦めた。