「ほら、これやる。疲れさせた詫び」
そう言って水をくれた。そして、心なしか雷明くんの耳が赤いような…、まあ、最近暑いしね!!それに走ったし…!!私、暑い中で全力で走って、汗でベタベタだよ〜。それに、水はありがたい!!
「あり…がと…!!」
ありがたく水を飲んでいると、手に虫が止まった。
「キャッ!!!あっ!」
大の虫嫌いの私は、それに慌てて水を落としてしまい、おまけに尻もちをつき、服がビショビショになってしまった。