今日は授業などが少なく、いつもより2時間くらい早く帰ることになった。 「なあ、ゲーセン行かね?」 雷明くんが急にそんな事を言い出した。 「いいよ!!私も、久しぶりにゲーセン行きたかったんだよね!!それに最近ね、近くに新しいゲーセンができたの!!そこにする?」 「分かった。じゃあそこにしよ。」 そう言って雷明くんは私の手をとって勢いよく走りだした。