白虎くんは黒猫ちゃんに弱いらしい



夜、飛水さんの帰りを待っている間、虎白くんは私の部屋で私と待機していた。
「鈴花ってピーマン嫌いだったんだな。」
虎白くんが急にそんな事を言った。
「そ、その事は忘れてよ〜!!」
お母さんめっ!!
私がぷくぅとほっぺたを膨らますと
「はははっ、ごめんごめん。」
虎白くんは笑いながら私を撫でる。