「どうしたの?虎白くん。」 私がそう聞くと、虎白くんは 「鍵を家の中に置きっぱなしにしちまった…」 え?! 「家には誰かいないの?」 私がそう聞くと 「姉が…夕方に帰ってくる…」 飛水さんは忙しいのね… 「じゃあ…私の家来る?」 私がそう言うと、 「え!?いいのか…?」 と虎白くんが聞いてきた。 「い、いいよ!!だって私達…つ、付き合ってるんだし!!」 私がそう言うと、虎白くんは顔を真っ赤にして「そうだな」といいなが、私の家に入った。