「ら、雷明くんだって、一人で帰ってる時の方が多いいでしょ!!」
「悪いが無理。それに俺は一人で良い。」
ガーン
「そ………そっか…ごめんね…引き止めちゃって…」
そっか……でもそうだよね…。私なんかと一緒に帰りたくないよね、こんな地味で長所もない…。
「べ、別に道一緒だし、変わんないし…帰ってやらんこともない。」
雷明くんが恥ずかしそうに言う。
「えっ!!!ホント!!?やった〜!ありがと〜!!!」
それから、私達がいつも一緒に帰るようになった。