も、もしかして…俺…振られ──── 「え…えと、ら、雷明くんは…その…わ、私のことがす、好きなの?」 と、突然そんなことを聞いてきた。 は?そんなの…好きに決まってんだろ!! お前以上の可愛いやつなんて見たことないし…!! お前のその黄色い瞳も、声も…!! 全部好きだ!! そう思ったことを伝えると、黒猫は顔を真っ赤にした。