ゆなとここなはまず大学で友達の女子大生に夏祭りを誘った。また前売りチケットを女子中高生に売った。
 そうして当日。ゆなとここなは、朝早く海の家に来た。ゆなとここなは水着になった。よく晴れていた。暑かった。汗が噴き出た。ゆなとここなの肌が美しく光った。青春の香りがした。
 ゆなと、ここなは抱き合った。
 「がんばろう」と、ゆな。
 「がんばろう」と、ここな。
 しばらくすると、
 「ゆな、ここな」
 友達の女子大生が4人来た。さくら、あやめ、愛羅、れなだった。汗をかいていた。4人は水着になった。肌が美しかった。青春の香りがした。6人で準備をした。
 金魚すくいや、ビーチフラッグ、スイカ割。汗が噴き出た。海の家内は暑かった。青春の香りが漂った。一通り準備が終わった。6人は遊んだ。キャッキャッ言って、じゃれあった。抱き合ったりした。
 しばらくして、知り合いの女子大生が数人チケットを持ってやってきた。汗をかいている。肌が美しく光っている。青春の香りがした。
 「いらっしゃい」
 知り合いの女子大生はにっこり笑った。
 「来たよ」
 女子大生は水着になった。海の家内は青春の香りだった。女子大生は席に着いた。しばらくして女子高生が数人チケットを持ってきた。水着になった。席についた。続いて女子中学生が来た。汗をかいて肌が美しく光っている。青春の香りがする。女子中学生は水着になった。
 海の家内は青春の香りが漂っていた。
 ゆなと、ここなは海の家の海側にたった。
 「はあい、みなさあん」
 わー、と拍手が起こった。女子ばかりだが、男子に気兼ねがなく皆楽しい。
 「ただいまより夏祭りを開始しまあす」
 「いえーい」
 と、女性たちの黄色い声が飛ぶ。
 「最初はあ、縁日やっちゃいまあす、金魚すくい、綿菓子、ヨーヨー釣り、いろいろありまあす」
 「いえーい」
 と、女性たちの黄色い声。
 縁日がはじまった。
 ゆなと、ここなは、金魚すくいのコーナーを担当した。