地域にはまだ変わった祭りがある。
 夏場、隣の市で、神輿(みこし)と山車(だし)が町を練り歩く祭りがある。
 山車は一般的に「だし」と読むが、このまつりでは、「やま」というとか。
 山車の上部を回転させる「舞台回し」は見ものだ。
 横幕や見送幕、提灯が飾られている絢爛豪華な巨大な箱の下に車輪がある。
 それをみんなでロープで引っ張るのだ。
 山車は狭い古い道を通る。

 江戸時代の元禄年間から続く夏の伝統行事だとか。