白瀬くんは、私から離れる。

「来い」

私は、白瀬くんに手を握りしめられ歩く。


「______ここ、俺の部屋」


白瀬くんの部屋。

「魅憐。今からここは俺と魅憐の部屋」

「え?」

「さぁ、俺のベットに来て?」

そういうと、私をお姫様抱っこをしてベットの上へ。

「どこから、Kissしようか」

「?!」

「天板の……唇から?」

「!」

「驚いてるとこ、可愛いっ」


白瀬くん……まさかの〝ギャップ萌え〟ですか?!


体から火が出るって……こういうことを言うんだね。