白瀬side 小さい頃、母親に言われたことがある。 〝貴方には、運命の女の人が居る〟と。 それは、とても可愛らしい女の子と言っていた。 その頃の俺は、まだ、小さかったから興味がわかなかった。 そして、段々と大人に近づいた時気づいたんだ。 〝あの子だ〟って。 その事に気がづいたのは高校入った時。 ひと目見た時。 そして、今では母親が言っていたのは正しいのだと分かったんだ。 一生魅憐と居たい。守りたいとそう思ったんだ。