SHLが、終わり2時間目になった。

私とつむらちゃんの机をくっつけて、両端に椅子を持ってきてと言うより借りて、しんくんとひささくんが座る。

「つむらちゃん、なんの勉強する?」

「英語のお勉強です」

「げ、私の苦手なやつ……」

「そうです。なので、白瀬くん宜しくお願いします」

「わかった」

「え、つむらちゃん教えてくれないの?」

「ウチは、ひささに数学を教える」

「あ〜、そういうことね。ひささくん、数学ちょー苦手だもんね」

「まじかよ!数学?!ビシバシやられそう」

「ビシバシとやるから、覚悟しときなさい」

「うっわ……一段と増してるわ」


こうして、私としんくんは英語でつむらちゃんとひささくんは数学を始めた。

つむらちゃんとひささくんの声が聞こえてくる。


「魅憐、聞こえてるか」

「すみません……聞こえてませんでした💦もう一度、教えて下さい……」


私もしんくんに言われながら英語の勉強をした。

しんくんの教えた方が良いのか分かりやすかった。

次のテストは高めかな?


✩.*˚✩.*˚✩.*˚



1日が終わるのは、あっという間。


「______魅憐、ひささに叱っといたからね。もう、大丈夫だよ」

その言葉は直ぐにわかった。

「ありがとう。なんか、ごめんね💦」

「いいの、いいの」


「ほら、魅憐。行くぞ」

「うん!じゃあ、つむらちゃんまたね」

「また〜」


私としんくんは、学校を後にししんくんの城へと向かった。


しんくんは、夜のシンデレラになる。