歩いていると、前をしんくんが歩く。

あ、しんくんだ!


私は、しんくんを見かけ駆け寄ろうとした。

その時、他の女子が近寄った。


え、……

え、まって……

何……話してるの?

めっちゃ……笑顔。

どういう関係?


私は、顔を顰めた。

見てられない……。


私は、見ないふりと聞かない振りをしてその場を通り過ぎた。

しんくんが私を呼んだけど。

無視。


私は、瞳をうるませ学校へと走った。