白瀬くんは、私を正面からハグした。
優しく包むかのように。
そのハグは、とてもとても暖かかった。
「……魅憐、好きだ」
「は……しんくん、私も好きだよ」
「一生、俺のな」
そういうと、白瀬くん……いや、しんくんは私にキスをした。
唇に首筋……
もう、ドキドキ💓が止まらない。
しんくんが、スカートに手を伸ばした時。
「ちょっと、待って」
私が止めた。
「ここ、学校だから……ダメ」
しんくんは、分かったのかその手を止めた。
「……ごめん。魅憐を見てると……止まらないんだ」
そういうと、私から離れて頭をポンポンとする。