白瀬くんって、一体……何者なの。

そう思うのにいられなかった。

白瀬くんは、Cinderellaで幸せな力の持ち主。

白瀬くんと契約を結ぶことで幸せになる。

なんか、考えれば考える程……おとぎ話みたいな話だよね?


私は、今1人になりたくて誰も居ない使われていない教室にいる。


あ!わかっちゃったよ。

白瀬くんは、〝王子様〟なんだよ!

だから、幸せになる力を与えられたんだよ!

きっと、そうだよ- ̗̀ 💡 ̖́-

それなら、私にも分かる。

なんか、考えがスッキリとしたからお腹空いちゃった( ๑⃙⃘ᐢفᐢ๑⃙⃘)و ♪⃜

私は、空き教室から出ようとした。

ちょうどその時。

「ひささ……くん?」

ひささくんが、私の目の前に居た。

私の行動が、ひささくんにはわかっちゃっうんだよな。

こりゃー参った。

「本当に、アイツでいいのか」

「え?どうしたの?ひささくん」