✯✯✯✯✯


学校では______


心友の薇鬽 紡良(みみ つむら)と男友達忌人 日笹(きひと ひささ)に昨日の話をしていた。

誰にも内緒って白瀬くんに言われたにも関わらず。

てか、そんなことを忘れていた。


「______て、言うことがあったんだよ」

「白瀬くんと?!あの、白瀬くんと?!」

「つむらちゃん、白瀬くんのこと知ってるの?」

「知ってるもなにも、有名な話だよ?!え、そうだったのー?!良かったじゃん!幸せになれるよ」

「え!なにそれ」

「夜の7時、〝Cinderellaカレシ〟と付き合うと必ず〝幸せ〟になれるって噂。この学校では有名だよ。まさか、あの白瀬くんが……!
魅憐!私、応援してるから!頑張りなさいよ?魅憐は、ちょっと飽き性なところあるから」


ふと、隣を見ると……ひささくんが不適切刺されていた。

「ひささくん、どうしたの?」

「なんでもねぇよ」

ひささくんの様子を見た、つむらちゃんは冷やかす。

「ひささはね?魅憐のことが好きなんだよ」

ひささくんは、目を見開く。

「おい!やめろよ、こんなところで」

「いいじゃん?」

ひささくんは、顔を赤くさせる。

え、まさか。本当に私のことが好きなの?

私は、良き男友達と思ってるのに。


「ま、夜楽しんで!あぁ、ひささ。グダグダしてるから白瀬くんに取られちゃったよー」

「うっせー」

「私にしとく?w」

「お前は、やだ」

「あはは(´∀`)」