金曜日の五時間目。
お昼の後で一番眠くなるこの時間は...。私が待ちに待った席替えの時間!!
「皆さん、この時間は席替えをします。番号順にくじを引いてください。」
「せんせ〜 友達とくじ交換するのってアリですか〜?」
なんてのんきな会話を聞きながらくじを引く。私は名字が「赤坂」だから、出席番号がはやい。
くじの結果は、窓側の前から二番目の席。夏は一番熱くなる席だから、正直ハズレ席...。
そんなことを考えていると。
「あっ、えと、かざね...だよね、よろしく」
隣は綾《りょう》くん。この子とあんま話したことなかったけど、改めて見るとイケメンだぁ...
「綾くん、よろしくね〜!」
そう言って私は、友達の暁音のとこへ向かう。
そして、
「ほんっとうにすみませんでしたっ!!!」
とすぐに謝罪。その訳は...
暁音は綾のことが好きだからだ。
お昼の後で一番眠くなるこの時間は...。私が待ちに待った席替えの時間!!
「皆さん、この時間は席替えをします。番号順にくじを引いてください。」
「せんせ〜 友達とくじ交換するのってアリですか〜?」
なんてのんきな会話を聞きながらくじを引く。私は名字が「赤坂」だから、出席番号がはやい。
くじの結果は、窓側の前から二番目の席。夏は一番熱くなる席だから、正直ハズレ席...。
そんなことを考えていると。
「あっ、えと、かざね...だよね、よろしく」
隣は綾《りょう》くん。この子とあんま話したことなかったけど、改めて見るとイケメンだぁ...
「綾くん、よろしくね〜!」
そう言って私は、友達の暁音のとこへ向かう。
そして、
「ほんっとうにすみませんでしたっ!!!」
とすぐに謝罪。その訳は...
暁音は綾のことが好きだからだ。