無言の海斗の後ろをついていき
部屋についた。

503

...ガチャ

すげぇカードで部屋が開くんだ

「入れ」

なんか怒ってる...

「荷物を適当に置いてベッドに横になれ」

ベッドもキングベッド。
大きい

ここに1人で寝ようとしてたの

すごい贅沢。
いいなぁ

「はやく」

急かされてベッドに横になった

海斗がさっき病院から持ってきた
バッグから色々だしてきて
身体を一通り調べられた

「血圧も血糖値も低い。
顔色も悪いがこれで飯が食えんのか?」

「...でもせっかく来たから」

「はぁ。背中の痛みは?」

大きなため息をつかれた。

「ないよ」

海斗が誰かに電話をかけた。
相手はきっと一階で待ってる2人だろう...

「俺の部屋きてくれ」

それだけ言って電話をきった。

ちょっとやっぱり怒ってる。