18:00
泣いて泣いて疲れたら寝ていた。
最悪なことに今気づいてしまった。
この部屋の最大の欠点...トイレがない。
廊下側の扉から出て廊下のトイレに行くか
部屋のトイレに行くか2択だ。
海斗には絶対会いたくない。
あわよくば海斗に会わずにこの病院から出たい。
点滴も終わったし抜きたい。
海斗、部屋いるのかな。
状況がわからないのにここから出るのは
危険すぎる。
...プルルル
真由さんに電話をかけた
『すずちゃん?』
真由さんの声を聞いたらまた涙が出てきた。
「うわーん...うわーん」
涙が出てきたというレベルじゃない
大泣きしてしまった。
それから私が泣き止むのを待ってくれて
話を聞いてくれた。
『それは橘先生が悪い!
でも咄嗟に言っちゃっただけで思ってないよ。ちゃんと今日もいろんな先生にすずちゃんの副作用、どうしたら抑えられるかって相談してた。』
「...でも」
『直接、話した方が早いと思うけど』
「嫌だ」
『んー...じゃわたしをその部屋に入れてくれない?直接すずちゃんと話したいし。』
「その前に真由さんにお願いがあるの。」
『なに?』
「この部屋トイレなくて。
もう我慢の限界。点滴も抜いて欲しい。」
『わかった。わたしはどうしたら良い?』



